日本人と縄文体質
252990 6/5なんでや劇場(2) 庶民にとって「お上」のことなど、どうでもよかった
 
冨田彰男 ( 47 兵庫 経営管理 ) 11/06/14 AM11 【印刷用へ
日本の支配階級たち(裏天皇や旧陸軍勢力)がやってきたことを再度、俯瞰してみる。

明治維新や日露戦争まではロスチャイルドのおかげで成功したと言えても、太平洋戦争では大量の戦死者を出し、日本は焦土化し、最後には原爆を落とされて悲惨な敗戦を喫した。続いて25年前、御巣鷹山事変で米ソに戦闘を仕掛けた証拠を握られて屈服し、プラザ合意以降、日本の財産を巻き上げられ続けてきた。また、平行して日本中に原発を50基も建てまくって、今や日本中を汚染している。

こうして俯瞰してみると、裏天皇や旧陸軍勢力がやってきたことは、ことごとく日本を破壊することばかりではないか。

それに対して、庶民はどうだったか?

日本は縄文時代まで共同体社会であった。庶民(縄文人)にとって外からやってきた支配者たちの世界は、自分たちには無関係な世界であった。庶民にとっては自分たちの共同体の共認充足が維持できればそれでよいので、支配階級の世界は捨象してきたと言ってもよい。「お上」という言葉が、自分たちとは無関係であって、「どうでもよいもの」という庶民の感覚を良く示している。だから日本人は社会や政治を捨象し、観念も捨象してきたのである。

このような庶民の意識をいいことに、朝鮮から来た支配階級はやりたい放題の権力闘争を繰り返してきた。この土台の上に明治以来の試験制度が塗り重ねられると、試験制度の勝者である少数のエリートも、支配階級の価値観に染められ、組み込まれてゆく。

一方で日本の支配階級には、民の生活第一という価値観が底流として存在したのも事実であるが、それは次のような理由からである。

朝鮮から来た支配階級にとって、縄文人は信じられないくらい素直で従順であり、ほとんど戦争をすることなく、支配体制が受け入れられてきた。世界の常識では当たり前の、力の原理に物を言わせて従わせるということが、縄文体質の世界では全く不要なのである。これは世界的に見ても極めて特異なことである。すると、支配階級の側も力で制圧するのではなく、縄文人たちと仲良くやった方が得→庶民の生活が第一という意識が形成されてゆく。このように「みんなのため」「民の生活第一」という発想が日本の支配階級の間で形成されたのも、庶民大衆が縄文体質だったからである。

しかし、支配階級が国民生活第一だったのも、’85年御巣鷹山事変までの話である。アメリカに弱みを握られて言い成りになり、その上、金融危機で追い詰められたロスチャイルドやロックフェラーの日本に対する要求が苛烈になるに従って、日本の支配勢力は国民生活のことなど全く考えなくなってゆく。
 
  List
  この記事は 252930 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_252990
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
6/5なんでや劇場(11)〜(12) 支配階級の属国根性と、「お上」のことなどどうでもよい庶民の感覚 「日本を守るのに右も左もない」 11/07/09 PM03
253797 日本では、実権を持っている者はノーチェック(丸山真男の日本の思想) 岸良造 11/07/01 PM09
253688 我々が残す「縄文体質」は健全なのか、可能性なのか HAYABUSA 11/06/29 PM11
253149 東電福島原発事故を防げなかった要因:日本人の運命受容型価値観か 猛獣王S 11/06/17 PM04

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
新しい潮流7 同類圧力は、新しい認識によって生み出される
新しい潮流8 現実を対象化するための概念装置
新しい潮流10 外向仲間収束は、観客から協働者への移行の土台となる
新しい潮流11 外向仲間の拠点(収束核)が、認識形成サイトである
新しい潮流12 外向仲間の本質は認識仲間である
新しい潮流13 認識仲間の実現基盤
新しい潮流14 社会空間における本源共認の実現形態
認識形成サイト1 認識仲間の演場となる拠点サイト
認識形成サイト2 単なる共鳴・伝播と参加・協働の違い
認識形成サイト4 市場原理の観客読者と本源原理の協働読者
発信欠乏は、喉元まで出かかっている
認識の営業は、相手を選ばない
対象は、ネットに馴染んでいない普通の人々
認識営業の『まつり場』こそ、『原初の社会』である
新しい社会の原基構造
認識を伝えた相手にも、同じ充足感を味わってもらう
認識営業の条件:対象はあくまでも新しい相手
私達は「気付き」始めた
本当にどんどん広がってる!
新たな世代間対立の始まり
みんな期待に応える場では、全員が供給者=需要者
サークルの引力と交流会の引力
バラバラだった社会現象が、交流会では繋がっていく
心斎橋(アーケード)路店でA
心斎橋(アーケード)路店でB
心斎橋(アーケード)路店でC
「次は、路上の時代になる!」と言い切った、その女の子。
共認運動の最前線(なんでや露店)と後方基地(なんでや勉強店)1
勉強って、こんなにも面白いものだったとは!
なんでだろう?を超えてしまった高校生
おばちゃんの表情に見る社会不全の表出
なんで屋さんはなんでも屋になれる
否定を超えて可能性基盤へ 
大衆の言葉の変化もプラス思考で
発信するために、受信する
ツイッターで、ひたすら皆の役に立つ事実を伝える。自らが媒体になりきる。

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp