実現論を塗り重ねてゆく
252660 半島由来の日本の支配者の意識構造@(発想が貧困なのはなぜか)
 
田野健 HP ( 50 兵庫 設計業 ) 11/06/07 PM06 【印刷用へ
原発事故以降、度重なり目に余る特権階級の発想にこの国の将来を憂う。この機に及んで全くもって無能としかいいようのない無策ぶりである。
管総理に至っては、国力を犠牲にしてでも、その権力に執着する事に何のためらいもない。

なぜ、日本の支配者はこのように惨めな発想しか出てこないのか?
日本の支配者の象徴である天皇は朝鮮半島からやってきた一族の末裔である。これは歴史上度々流布されてきた事であるが、未だもってもその事はタブーとされマスコミを初め、一般にはほとんど認知されていない事実である。天皇の系譜=半島から来た支配者という視点からこの問題を考えてみたい。

この半島から来た支配者とはどういう意識構造だろうか?
意識は常に朝鮮半島の聖地奪還であり、日本はかりそめの地である。しかし、聖地奪還の望みは半島が既に中国という大国の属国に落ちる事で完全に絶たれ、後はかりそめの地である日本を自らの支配地として歴史を塗り替える事に終始するしかなかった。
日本書紀や古事記を作り出し、大衆だけでなく支配者集団自身まで、あたかも最初から日本に居たかのように正当化する必要があった。

一方、弥生時代以降の支配者は決して一枚岩ではなかった。
既に先行して弥生時代の前、縄文晩期には中国から戦乱を逃れてやってきたボートピープルが各地に点在していた。最後にたどり着いたのが春秋戦国時代で楚に追われた越の一波である。彼らは九州から日本海沿岸に渡り住み、縄文人と融和しそこで水田稲作の技術を伝えた。日本海側に中越や越中、信越などの地名が並ぶのは彼らの移動の足跡を示している。

朝鮮からの支配者の到来は彼ら越人が日本に定着してから500年〜800年程度、後の時代である。朝鮮半島はかつては中国の辺境、北の地であった。周の時代から春秋戦国時代にかけて中国国内での領地拡大、農地拡大の中、朝鮮半島南側に長江流域の民が移住する。彼らが倭人と呼ばれる集団であるが、その地を中国が緩やかに支配、楽浪郡を設置する。
鉄の大型産地が半島の南に在り、鉄採掘の技術伝承と併せてこの時代に中国は朝鮮半島に根を下ろす。馬韓、弁韓、辰韓を作り、鉄官を派遣して現地人を使っての遠隔管理が進む。一方、統一中国漢とは異なる勢力である扶余族によって紀元直後に高句麗が建国。相次いでその扶余族によって新羅、百済が次々に建国されこの時代に朝鮮半島は名実共に中国からの支配の手を免れた。

しかし、その栄華の時代はおよそ300年と短く、紀元後600年以降、2度目の中国統一王朝隋、唐が立ち上がると半島はあっという間に中国の圧力の下に制圧された。統一国家新羅は中国の属国としてそのまま半島で歴史を刻むが、敗北国の任那、百済の大衆は中国化された新羅の下に組み込まれ、王族一派は殺されるか、追われて半島から日本に渡来した。追われる身であった百済王朝一派はその出自を隠し、既に先行して日本に来ていた身内の元に身を隠し、密かに聖地奪回の機会を狙った。
 
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