健康と食と医
252591 鼻血・下痢・発疹は被曝症状、スリーマイルでも隠ぺいされたα線・β線核種、IAEAとWHOの癒着で世界はおかしくなった@
 
新聞会 11/06/06 PM00 【印刷用へ
ヘレン・カルディコット医師『原子力が答えではない』(2006年出版)の要点和訳を紹介します。事故(1979年スリーマイルと1986年チェルノブイリ)の際に情報操作がされてきた事実の告発が中心となっています。

中鬼と大鬼のふたりごとリンクより転載します。
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〜前略〜

<スリーマイル島原発災害について>

1 大嘘だった「原発事故が起こる確率」
→スリーマイル事故前までは原子力産業はメルトダウンが起こるのは、駐車場で雷にうたれるのと同じくらい低い確率だと断言していた。
※大鬼注:NRCの1975年報告ではメルトダウン事故の確率は「2万年に1回」程度とされていた。日本の御用学者はチェルノブイリ後も何万年に一度とか大隕石が落ちる確率などと言っていた。現実は過去30-40年間に3回もの重大事故が発生した。3・11後のニュースでは、米国テネシー渓谷開発公社が米アラバマ州にあるブラウンズフェリー原発について「100万年に1度の洪水」にも耐えるとしたがその数1ヶ月後に通常の竜巻で緊急停止・非常事態に陥った。

2 スリーマイル原発災害でも隠ぺいされたアルファ線・ベータ線核種
→沢山の種類の放射性物質が放出されたと分かっていたのに、政府と原子力産業は数種類の物質しか検査・公表をしなかった。そしてその後も正式な発表として多くの放射性物質の数値が世に出てくることはなかった。
→ガンマ線を測る機械は設置されたものの、それらの機械は高濃度の放射線を測れるものではなかったために多くが「計器故障」という結果になった。
→気体化された放射性物質の測定は事故発生から8日たってからやっと実施された。
→α線とβ線は公式には一度も測られることがなかった。

3 公表値の4000倍の放射性物質が放出されていた
→  そんな中で原子力産業はヨウ素の総排出量は13から17キューリー(48万から63万ベクレル)と、気体化したクリプトン、キセノン、アルゴンの総排出量240万から1300万キューリー(888億から4800億ベクレル)と発表した。しかしこれに対して元NRCの委員長ジョセフ・ヘンドリー(Joseph Hendrie)は、「私たちは目が見えないまま仕事をしているのと同じようなもんだ。州知事の出す情報は曖昧だし、私が持っている情報は無いのにも等しい。何人かの目の見えない人達がヨロヨロと不安定に決断をしようとしているだけだ。」と公表されたデータに対して信頼性が乏しいとの解釈をした。その他の専門家達も上記の数値について「甚だしく控えめな数値だ」と批難している。
→ 「(放射線の健康に対する影響を扱う)保健物理学の父」として知られているカール・モルガン医師(Dr. Karl Morgan)の1982年の調査ではヨウ素の総排出量は64000キューリー(約24億ベクレル)で気体化した物質の総排出量は4500万キューリー(1.665兆ベクレル)としている。

4 ふざけるな!住民に知らされなかった放射能放出
→ 放射能に関した病気を専門とするカール・ジョンソン医師(Dr. Carl Johnson)は、燃料が溶けたということは、ほぼ確実にプルトニウム、ストロンチウム、アメリシウムも放出されているという事になるとし、NRCにそれらの物質の調査を依頼したが断られた。
→ 事故発生から3日後に約480万リットルの汚染水が、NRCの許可なしにサスケハナ川に流出させられた。この川は漁業な盛んな海岸線につながっていて、ロブスター、蟹、魚など多くの魚介類を汚染したにも関わらず、一般市民にはその危険性について何も通達はなかった。
→ その後も秘密の放射能放出は続く。例えば1980年6月には大量のクリプトン85が事故を起こした原子炉から意図的に外にベントされている。更に1990年の11月には230万ガロン(870万リットル)ものトリチウムを含んだ汚染水が意図的に蒸気に変えられてベントされている。

5 鼻血、下痢、吐き気、赤い発疹などは大量被曝の症状
→ 事故発生後州知事から避難命令がでる以前に8km圏内の5%から6%の住民は自主避難をした。二日後の3月30日に当時のソーンバーグ知事 (Thornburgh) は8km圏内にいる子どもと妊婦に避難命令を出し、約14万人の人達が避難をした。
→  事故の1週間後にカルディコット医師はペンシルバニアのハリスバーグ(スリーマイル原発から一番近い都市)に行き、避難してきた人達に講演をしたりや質問を受けたりしていた。そこで、避難してきた人達がみせていた体調の状態は、チェルノブイリ事故10年後にプリペットという町の住民が訴えていた症状ととてもよく似ていた。これらの症状は、めまい、嘔吐、下痢、鼻血、口の中に金属の味、脱毛、皮膚の赤い発疹で、これは典型的な急性放射線障害の兆候である。

6 隠ぺいされた臨床事実
→  当時のペンシルバニア州の衛生局長であったゴードン・マクレウド医師(Dr. Gordon McLeod)は、事故前の9ヶ月間に甲状腺機能低下が認められて生まれきた赤ちゃんは9人だったのが、事故の9ヶ月後にはそれが20人になっていたという事実をつきとめた。このデータをもとにスリーマイル事故との因果関係を示す研究が求められたが、それは行われず、このゴードン・マクレウド医師は着任から6ヶ月あまりでクビにされた。

7 ハーシーズ・チョコレートの犯罪的ビジネス
→ ハーシーズは汚染された牛乳であると知っていながらそれを使用してチョコレート製品を作り続けた。ハーシーズは自社が取り扱う牛乳に汚染はなかったとしながらも、事故後には通常より2倍の量の牛乳を粉末状にしていた。粉末状にすることで、ヨウ素のが消滅するまで保存しておこうとの企みであったとみられているが、それでもセシウムやその他大多数の放射性物質は当然残ってしまう。
→ もしもヨウ素やセシウムが放出されたということは、ストロンチウム90、プルトニウム、アメリシウム等の放射性物質も拡散したということ。それなのにハーシーズは何も検知されなかったとして従来通りその土地の牛乳を使っていた。
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続く
 
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