実現論を塗り重ねてゆく
252182 山本寛氏著「地震のウソ」より
 
天神地祇 11/05/29 AM01 【印刷用へ
山本寛氏著「地震のウソ」を読ませて頂き、今後の地震メカニズムを追究するに当り、ヒントになるようなポイントを抽出してみました。

○断層
・2008年「岩手・宮城内陸地震」M7.2が発生。しかし、これだけ震源が浅い大地震なのに、地表には地震断層が明瞭(地震の規模に対して、断層が著しく小さい)には現れていない。かつ、余震は活断層に添って起こっていない。サン・アンドレアス断層では、近傍でいくら地殻熱流量を測っても断層運動に伴う摩擦熱の発生が認められない。
・内陸型地震は、プレート内の圧縮力によって地盤に45度の角度でセンダン力が働き、45度の面が崩壊(センダン破壊は一気に生じる)した時に、断層が生じるというのがプレートテクトニクスの考え方。
・しかし、濃尾地震で著名な根尾谷断層もゆっくりと断層出現したという伝聞が残されている。カルフォルニアのサン・アンドレアス断層では、地震後に断層が成長している様子が写真で残されている。四川省大地震でも同様の報告がある。

○アスペリティ
・一つのプレートが他のプレートの中にゆっくりと沈み込んでいく「スロースリップ現象」が多く観測されている。
・スロースリップが最も顕著なのは浜松近辺。浜松が乗っているユーラシアプレートはフィリッピンプレートのもぐりこみによって引きずられ、毎年、2〜3センチ北西に移動。ところが2001年ごろには、この動きが止まっていることがわかった。海側のプレートと陸側のプレートの間にスリップが発生。さらに時間が経過すると、蓄えたエネルギーを徐々に吐き出して元の位置に戻っていることが判明した。つまり、南東方向への移動である。
・プレートテクトニクスでは、ひずみエネルギーがたまると一気に放出される。それが地震だと言っている。
 前述のスロースリップでは地震は起きない。そこで脚光を浴びたのは、地殻同士が固く固着しているとする考え方である。この固着領域が「アスペリティ」(=突起という意味)と呼ばれている。
アスペリティにひずみがたまり、限界を超えると地殻を一気に破壊して地震になるという。
・三陸沖で繰り返し起こる震源域の位置や大きさがほぼ同じであることが上げられているが、つまり、固着を破断を繰り返すというのである。
・しかし、一度破損すればその面は滑りやすくなる。アスペリティの考え方を使うならば、地震が一度起きたところでは、地震は再び起きない。

○地中への水注入と地震
・1962年、アメリカ軍がコロラド州デンバー郊外で3671mの深井戸を掘り、兵器庫の排水を注入したことによって引き起こされた群発地震がある。注水を中断すると群発地震の回数は減り、再開すると回数が増え、注水と群発地震の数の増減に見事な相関関係が報告されている。
・この群発地震では、多くの住民が非常に大きな爆発音を聞いている。日本でも直下型の地震の際には、爆発音に近い衝撃音が体感されている。
・松代群発地震・兵庫県南部地震などの震源地で、注水実験が行われており、注水による群発地震が確認されている。

○地下の水が爆発するメカニズム
・地殻の沈み込みによって水が地中深くに送り込まれる。鉄などの金属に触れると「原始状の水素」が発生
する。その水素が核融合し爆発する。(その過程は省略)原始状の水素のガスが、岩石の割れ目を通る時に、冷やされ「原始状」から「分子状」に変化。つまり「原始状の水素ガス」の圧力があるレベルに下がると着火=地震となる。
・火山ガス中の「ヘリウム3」と「トリチウム」(三重水素)の検出を根拠に、地球内部で「重水素」の核融合が起きている。
・余震は水素ガスたまりの分布による。

○発光現象
・ガンマ線説  ・原始状水素ガス説  ・ニュートリノ説

○その他
・ダムが地震を誘発   ・CO2の注入が地震を誘発する
 
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296159 東北沖の地下でマントルから水噴出 東日本大震災の引き金か 匿名希望 14/10/03 PM11

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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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