共認運動をどう実現してゆくか?
251320 文科省の放射能測定値だけでは信用できない。それ以外の機関や個人による計測データによる検証が不可欠
 
center_axis 11/05/13 PM03 【印刷用へ
 現在、文科省では「都道府県別環境放射能水準調査結果(リンク)」で放射能計測データを継続的に公表しています。

 しかし、その文科省はじめ、他省庁、政府、学者、マスコミそのものが原発推進派であって、原発事故による危険を少しでも過少に見せようと「安全」「問題ない」のプロパガンダを繰り広げている。

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250282 「総がかりで福島第一原発事故を隠蔽する各省庁@」

>●『風評被害を恐れて洗って測定していた農林水産省』
・何と、発表されていた福島県で出荷制限されたほうれん草など葉もの野菜の放射線の数値とは、政府の指示で水洗いした後の10分の1程度低い値であったのです。
・これは政府マスコミによる隠蔽で、丸っきりのペテンであり悪質な偽装行為(印象操作)である。

>●『なるべく計測値が低くなるように計測する経済産業省原子力安全・保安院』
・放射線量をわざと低くして計測しているのは農水省だけでなく経済産業省の原子力安全・保安院でも数値が低く見せる。事故直尾の大気と降下物質を計る国際原子力機関(IAEA)とは違い、日本側は爆発直後ではなく時間が経過してから大気中の放射線量だけを測定していた。これはヨウ素は半減期が8日であり、希ガスやハロゲン類など揮発性の高い放射性物質は時間が経てば自動的に数値が小さくなる。

>●『事故1月後に突然、安全基準値を20倍にする文部科学省』
・文部科学省は3月時点の、福島第1原発事故の悲惨な有様明らかになる以前では、累積放射線量の人工被ばく年間限度を1000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)としていた。
・4月19日、文科省は乱暴にも学校活動上での放射能安全基準を年間20ミリシーベルトにしたと強引に発表。無責任の極みである。
・文部省の決めた子供達の年間20mSvとは、放射線を扱う職業人の 職業被曝限度と同じである。
・文部省は福島の学校が平常時の200〜300倍の放射線量でも予定どうりの開校とは狂気の沙汰で、開校ではなく危険回避の目的で子供達の事前の疎開こそが急がれるでしょう。
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 これから、わたしたちは、いつ、どこで、どれだけの放射能汚染が発生しているのか、あるいは今後、起きる危険性があるのか、ということについて正しく事実を知っていく必要があります。

 その意味では、複数地点で同時に同様の基準で計測している文科省の計測データは定点観測していく上で必要です。

 ただ、同時に信憑性を検証するために文科省以外の機関(または個人)による継続的な計測データとも照らし合わせていくことも不可欠です。

 特に、以下の項目を意識して文科省の公表値との差異をチェックしていくことが重要。

<要件>
測定主体:@官民の研究機関 A地方行政 B企業や個人
測定地点:@東北(福島県近郊)A関東(東京近郊)Bその他(全国)
測定時期:3月以降、毎日定時観測をしている
発信内容:@表形式で時系列データを更新 Aグラフ化している

 まずは、これらに関連するサイト情報を集め、その上で比較情報として定点観測していく必要があるか(データの信用度や測定地点の重要度等)を評価していくことが問われます。

 継続して調べていきたいと思います。
 
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251415 ガイガーカウンターリアルタイム放射線量 猛獣王S 11/05/14 PM11
251353 各都道府県の放射線量測定値サイト 本田友人 11/05/14 AM00
251352 研究機関による放射線量の測定値 佐々木尊一 11/05/14 AM00

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