収束不全:やりたいことが見つからない
25039 社会不全は仕事上の課題として顕在化している。
 
丸一浩 HP ( 42 滋賀 農業 ) 02/02/26 PM09 【印刷用へ
最近、今まで知らなかった人や、知ってはいたのだけれど、あまりよく話をしなかった人と、「仕事」を通じて、じっくり話す機会がありました。

その中で感じたのは、社会不全は、直近の課題として、「仕事上の課題」或いは、その周辺課題として現実に顕在化している、という事です。例えば、この会議室にも投稿がありましたが、学校の先生が子供たちや、学生の意識や気持ちがわからない、農業では、展望が見えない・・・、等々。
具体的には、旧パラダイムしか知らず、新しいパラダイムが解らないが故に否定や批判或いは愚痴として、表現されます。これらの問題や課題は、社会そのもののパラダイム転換の動きや、人々の意識が構造的にわからないと絶対、答えにならないものだと思います。

特に、何かを実現しようとしている人達(実現派?)は、仕事上の問題や課題を構造化したくて、うずうずしています。断片的な情報や知識は、当然あるのだけれど、繋がらない、だから、答えにならない、突破口が見えない・・・。

例えば、農業の可能性を語る時、「自然は善である」「生き物は素晴らしい」「農業は不可欠である」「農的生活は素晴らしい」というような、倒錯観念を振り回しても、相手にされないどころか、その倒錯性を指摘されるのが落ちだと思う。
それより、若い人達の起業意識の高まり、その一つの形態としての就農希望者の増加という現象を具体的に示した方が事実に即している。そして、都会の人達の自然志向や安全志向の高まり、繋がり欠乏の高まりから、農産物や体験の場を通しての農業や農村への期待の高まり、という現象もある。こうして考えると農業という産業は、需要の広がりや可能性=ニーズが十分にあって、活力ある担い手も十分確保できる産業、展望や可能性十分な産業、なのではないかと思う。

さらに、これらの意識の奥にある、親和収束、本源収束、そして、パラダイム転換という、構造化された認識や答えがあれば、仕事上の課題の突破口や展望、可能性を考える糸口にすぐに結びつくのではないでしょうか?

社会不全を解消する突破口=認識や答えは仕事上の課題に対する答えでなくてはならないし、また、それが、単なる繋がり欠乏の充足にとどまらず、本物の充足=実現充足?に繋がるものだと思います。

 
  List
  この記事は 24982 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_25039
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp