暴走する悪徳エリートの所業
249515 「思いやりとエゴ」「非情と優しさ」は紙一重
 
志水誠 11/04/14 PM11 【印刷用へ
香高堂耕作記から転載します
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 アメリカ人が9・11を忘れないように、日本人は3・11を心に刻み込んでおかねばならないだろう。まだ、福島原発の問題が不安を駆りたてるが、震災地ではまだまだ復旧で、これからが復興となる。その道は遠く長く、それは5年、10年という時がかかると思われる。
阪神・淡路大震災の時の貝原兵庫県知事は、その著書の中で被災者の心理状態は、被災してから復興に入るまで、4つの時期があるということを紹介している。それは「英雄期」「ハネムーン期」「幻滅期」本格的な「復興期」である。現在は外部からの支援の手が差し伸べられ、人間同士が支え合う連帯感に満ちたハネムーン期だろうと思われるが、今回は原発と言う問題もあり、幻滅期も同時に訪れている。

 東京新聞大場社会部長は、4・11の記事にこう書き記している。
≪被災地より,東京都民の皆さんへ。私は「天罰」と言われたことを忘れない。「原発推進」と言われたことを忘れない。震災から丸一ヶ月が経ったこの日の,東京都民の皆さんの選択を,私は決して忘れない。≫との現地の声を紹介し、「都民は、あらゆるものが集中するがゆえにもろい首都の機能や地方に支えられた反映の内実を思い知った。東京は地方とつながりを欠いては存在しえない」と、この自覚を促し、「思い知っていない人が多いように思う」と結んでいる。
 ネットには「エゴイストの詩」と言うものもあった。

■エゴイストの詩
・他人を害して喜ぶのは、自分が強いと勘違いして安心したいから。
・風評をばらまいて自分に有利にしようとするのは、実力がないから。
・隣がやる中傷に同調するのは、仲間はずれがこわいから。
・悪ぶって見せるのは、見下されてイジメを受けるのが怖いから。
・自分がえらいと誇張したがるのは、バカにされたくないから。
・自分がすごいんだと吠えて威嚇するのは、怯えているから。
・腕前でなく話術で語るのは、自分が劣ると知っているから。
・一人で行動を起こせないのは、臆病なので他人の陰に隠れたいから。
・ウソを仕方ないと言って用いるのは、己が信用に値しないと分かっているから
・被害者だと騙るのは、世論を味方につけたいから。
・詭弁が達者なのは、それだけ失敗を重ねているから。
また犠牲的献身の姿勢を美談として報道するメディアがまだ存在する。読んだ誰もが反論のしようのない美しさ」を持った意見や提案もある。「反論のしようもない美しさ」に、違和感を覚えることもある。メディアは国民に対して「奉仕という大義」によって「無償の行為」を求めてが、もっと割り切った「金銭的報酬」によった行為がましではないかと思うこともある。時には物事をシニカルな視線で照射し、他人の言動の本質を考察することも必要である。
加川良は1947年生まれのフォークシンガーで、1970年の第2回中津川フォークジャンボリーで、飛び入り出演して発表したのが「教訓T」である。

■「教訓T」作詞/作曲 加川良
命はひとつ 人生は一回 だから命を棄てないようにネ
慌てるとつい フラフラと御国のためなのと 言われるとネ
御国は俺達 死んだとて ずっと後まで残りますヨネ
失礼しましたで 終わるだけ 命のスペアはありませんヨネ
命をすてて男になれと 言われた時には震えましょうヨネ
そうよ私は女で結構 女の腐ったので構いませんよ
死んで神様と言われるよりも 生きてバカだと言われましょうヨネ
奇麗事ならべた時に この命棄てないようにネ
青くなって しりごみなさい逃げなさい 隠れなさい
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