人工物質の脅威:大気・水・食品
249255 地震国家日本に世界一の原発が存在する理由A〜国際金融資本にとって日本の原発推進は限りない利益がある
 
猛獣王S ( 不惑 東京 営業 ) 11/04/11 PM02 【印刷用へ
249254の続きです。
『マインドコントロール2 今そこにある情報汚染』(池田整治/著 2011年3月刊)リンクの「第三章 地震国家 日本に世界一の原発が存在する理由」より部分転載します。(引用元:リンク
----------------------------------------------------------------
● 80キロメートルの配管を適宜交換しない限り運転は無理

原発は別名「パイプのお化け」とも呼ばれる。

約80キロメートルの配管が2万5000ヵ所の溶接場所で保持されているからだ。ピンホール現象で穴が開き、熱水が噴出した玄海原発のパイプは直径20センチメートルで、管の肉厚は2センチメートルもあった。

流水で穴が開くという現象は、常識的に考えにくい。

ところが原発の場合、この事故の起きたところでは157気圧、320度もの熱水が流れる。特殊合金でできたパイプも常に腐食摩耗し、2センチメートルが20年待たなかったのである。

約80キロメートルの配管を日々チェックするのは不可能に近い。

実際、建築以来検査していない箇所が、すべての原発にあるそうだ。それはまるで食生活が悪くて、栄養と酸素を運ぶ血管が老化・硬化し、突然破断、クモ膜下出血あるいはハートアタックで死ぬようなものだ。

60兆個の生きた細胞一つひとつの血管なら、口養生で新陳代謝して再生する道があるが、原発の場合、約80キロメートルの配管を人為的に適宜交換しない限り、時の経過とともに、すべてが死の危険界へと入る。

そのため、交換するには原発を止めざるを得ない。

日本の原発は30年以上の老朽化した施設が多く、交換作業だけでほとんど稼働できないと想像できる。だからこそマスメディアにはそんな情報を載せない。しかしそれだけでも、原発の危険性が理解できると思う。

さらに地震による想定外の縦揺れが発生した場合、溶接部、特に原子炉との接合部がギロチン切断されることも、以前から専門家によって指摘されていたことを付記しておきたい。

● 考え方によっては恐ろしい総括原価方式

話を元に戻そう。

地震国家・日本では、いつどこで直下型地震が起きてもおかしくない。

プレート型の定期的に生起する巨大地震は目前である。しかも今度は、東海・東南海・南海という3つのプレートが同時に跳ねる巨大型ではないかと予測されている。

そうでなくとも、では東海地震が起きた場合、浜岡原発はどうなるのか?

浜岡が暴走すれば、東海ベルト地帯を中心に、数百万人もの犠牲者が出てもおかしくない。だからこそ、そろそろ原発を、いかに安全に解体するかという実行段階に移らなければならないのではないか。

国家、すなわち為政者がまず行なわなければならないのは、国民の生命・財産の安全の確保である。一部の利益者の経済的便宜ではない。原発にも利権のために本当の情報を隠す、先の抗ガン剤と同じ構造がある。

黒いエゴ資本主義者による金融支配体制の中心にいる「彼ら」にとって、唯一、彼らのエゴ的文明に対抗でき、エヴァ的文明になり得る日本という国家に原発を推進することは、限りない利益がある。

それは例えば以下の通りだ。

@ 原発建設に伴う直接的な経済的利益。
A 総括原価方式で電気を独占して高く売ることによる膨大な利益。特に日本にはないウラン燃料売却関連利益。
B 平時における恐喝による米国債の購入、政策同調への強制。人工衛星からのプラズマ兵器(気象兵器)により、いつでも人工地震を発生させる攻撃が可能。
C 「人類10億人奴隷化施策」という目標の一環としての原発暴走による、日本人の民族浄化。

ちなみに「もんじゅ」は、水の代わりにただでさえ取り扱いが難しいナトリウムを使っており、世界で最も危険な原子炉であることも付け加えておきたい。この型を推進しているのは、なぜか日本だけである。

その理由は明快だ。

事故等で開発費がどれだけ増加しようとも、原発開発費はすべて「総括原価方式」が採用される電気料金へと上乗せすればいいからだ。失敗して開発費を注ぎ込んだ分だけ、逆に儲かるという皮肉な構図がそこにある。
----------------------------------------------------------------
続く
 
  List
  この記事は 249254 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_249255
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
250926 『もんじゅ』という名の”原発利権”に塗れた破壊兵器 猛獣王S 11/05/06 AM00
249668 地震が起きるところに原発を建ててきた理由@〜原発利権の問題と日本の核武装に向けた準備 猛獣王S 11/04/16 PM11
249256 地震国家日本に世界一の原発が存在する理由B〜恐怖を与えられた後に希望を与えられる洗脳方程式 猛獣王S 11/04/11 PM02

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、43年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp