現代意識潮流を探る
24905 どんな「仕事」も基本は同じ
 
森本亜希子 HP ( 20代 岐阜 デザイナー ) 02/02/25 PM03 【印刷用へ
私はいわゆる美大を出て、自分の好きな仕事(やりたい事)はモノを作る仕事だ!って思ってました。けれど、ひょんなことから事務系の仕事もこなしているのですが、そこで感じたのは「仕事」って基本は同じってことでした。

どんな仕事であっても趣味でない以上、必ず対象(相手)がいます。つまり期待してくれている相手、そしてそれに応える自分という関係です。

要するに、相手に応える時の表現方法が「絵」だったり「文章」だったりと違うだけで、基本にあるのは「人との期待と応望の関係」なんです。そして自分自身が嬉しいとか、楽しいとか感じるのも、その根本には「人」の期待に応えられ、評価される充足があるからです。

つまり「やりたい事」っていうのも、単なる表現手法にすぎなくって、その根本では「期待・応望関係」の充足を望んでいるんだと思います。そしてその充足を望むから、いわゆる「やりたくない方法」も、やれちゃうんだと思います。そしてもっといえば、そんな表現手法の好き嫌いも、関係なくなっちゃうと思います。

どんなに自分自身が上手く出来たとか、やりたいって思うことでも、それで相手が喜んで(期待して)くれなければ、それは自己満足に過ぎず、また「仕事」ではないし、なにより自分自身の充足も低くなります。

仕事は好き嫌いじゃないって言われる所以って、こんなことなんだろうなってつくづく思います。
 
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