収束不全:やりたいことが見つからない
247322 地震を契機にみんなの意識はどうなる?
 
松下晃典 ( 31 広島 kozo大工 ) 11/03/17 PM00 【印刷用へ
■地震を契機にみんなの意識は?
東北太平洋大震災に伴い、東北関東地方を中心に3段階の不全状況に陥っていると考えられます。

1.本能レベルの不全(余震、原発→生命の危機;物流ストップ→食品がない)
2.共認レベルの不全(停電→仕事ができない→役割不全;自宅退避→課題がない→共認不全)
3.観念レベルの不全(政府、東電の対応のまずさ;マスコミの心ない報道;日経平均▽;復旧予算どうする?)

→今までの状況認識(246893)に加え、本能(無意識)レベルでの不全が生起している。
⇒本能次元での秩序探索≒必要か否かの判断土壌が顕在化する(247247

☆充足を実現するための具体的な方針や制度に対する期待感が本能次元で高まっていく。


■どのような期待が高まるのか?(具体的事象から意識を分析)

・都市インフラのモロさ露呈。電力、ガソリンどうする?
→反原発潮流は高まるが、実際日本の1/4の電力は原発。代替どうする?トリウム?(リンク)実現可能な方法が求められる。
→節約(節電、低燃費)志向の高まり
⇒エネルギーのありかたの再見直し

・東電(と政府)の対応のまずさ
→大企業に対する信用▽
私権体制の崩壊が顕在化
※今回の地震に対するマスコミ批判はそれほどでもない?

・日経平均▼
→外資が手を引いた?
→利益第一という投資家の考えと大衆の困ったときこそ助け合いたいという考えにズレ
⇒現代の経済制度と実感のズレが顕在化

・被災地復興予算今後どうなる?
→復興予算に加えて、まだ菅政権は子ども手当などを成立させようとしている(リンク
→財源は国債しかない
⇒中期的に財政問題が深刻化するのは必至

・みんなの意識がネットに収束(247139
→未曾有の大震災という中で、ネットが人と人をつなげてくれた
→東電(+マスコミ)の混迷もあり情報ツールとしても期待が高まる
⇒「共認収束」と「事実収束」という地平でネットの評価が高まる

・募金、ボランティアなど助け合い潮流の高まり
⇒市場とは違う位相での活動が増えることで、脱市場の契機となるか?
 
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
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現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
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大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
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