実現論を塗り重ねてゆく
246104 【仮説】モヘンジョダロはハラッパー中心のインダス文明とは別物である。
 
田野健 HP ( 50 兵庫 設計業 ) 11/02/21 PM09 【印刷用へ
>インダス遺跡の一つモヘンジョダロは「死者の谷」と呼ばれ、大量の死体が発見されている。皆殺しに近い殺戮があったわけだが、それはアーリア人の仕業ではないとすれば、誰がドラヴィダ人を殺したのか?
⇒それもシュメール人ではないか。245334

先日のなんでや劇場のまとめでこの記載がありましたが、この点には異論があります。モヘンジョダロで殺されたのはドラビダ人ではなくシュメール人ではないでしょうか。これについて先に仮説の方から提起し、次の投稿でその理由を述べていきます。

【仮説】
インダス文明はハラッパーとモヘンジョダロの2つの都市が極端に大きく、2大首都説が唱えられているが、ハラッパーとモヘンジョダロは作っている民族が異なる。ハラッパーを初めインダス文明を構成する諸都市はドラビダ人が作りあげた都市であるが、モヘンジョダロはシュメール人が主要には作ったと考える方が自然である。

ドラビダ人は原シュメール人(シュメール人の起源となる黒人)とインド土着民の混血によって形成されたが、シュメール人は原シュメール人とメソポタミア土着民(ウバイド人)の混血によってできた民族である。

ドラビダ人、シュメール人とも原シュメール人の血を曳いているが、シュメール人は既にメソポタミアで戦争を経験している。彼らは高度な都市文明ウル第一王朝を築くが150年継続させた後、遊牧の民、セム族のアッカド人に土地を奪われ追われてきた一派である。アッカド王国の成立が4350年前である事とモヘンジョダロが形成された4300年前(交易記録から推定)は一致する。

彼らはドラビダ人がすでに作り上げていたインダス川の下流域に占拠、そこにモヘンジョダロの都市を作り上げる。その後500年近く交易を中心に中間に位置するオマーンの海洋都市を介在してメソポタミアに物資を送り続けた。メソポタミアではその後、シュメール人によって奪回した最後の王朝ウル第三王朝が3950年前に滅ぼされるとセム族による王朝が続く。
モヘンジョダロの大量死体の理由は、王朝を奪われモヘンジョダロに合流したシュメール人の残党を追ってきたセム族によって街もろとも滅ぼされたのではないだろうか。インダス文明全体は3800年前、大規模な洪水によって滅びたが、モヘンジョダロはそれ以前か、ほぼ同時期に異部族によって滅ぼされていた。
 
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