共同体社会の実現
245804 SNSに可能性を感じないのはなんでだろう?
 
田野健 HP ( 50 兵庫 設計業 ) 11/02/16 PM07 【印刷用へ
ソーシャルネットワーク(SNS)が最近どんどん巷で拡がっている。先に紹介いただいたフェイスブック(わずか7年で会員5億人)などその先端事例である。245759
日本でも数年前に若者の間でMixiが拡がり、その後も地域ネットや限定した空間での社会ネットは拡がっている。

これらの発起人は口を揃えて言う。
「私たちは人が集う為の箱を用意したに過ぎない。場を作っているのは参加している人々である」
確かに、人々はその場を使ってそれぞれがコミュニケーションの環を拡げている。可能性はそこにあると言われればそうかなと納得してしまう。

今日のネットサロンで何人かにSNSへ参加してみたいか?可能性を感じるか、を聞いてみた。少し議論してみたが何かしっくりいかない。SNSがこのままどんどん広がり人々が互いにネットで繋がる事で何かが生まれるだろうか?いわば発起人の狙い通り”箱を用意”するだけで何か新しいものが自然発生的に生まれるのだろうか?

そこへの可能性については現時点では全く見通しが立たない。

そこで発起人の言葉に戻って考えてみた。「箱を用意したに過ぎない。後は参加者自身で・・・」というのは言わば闘争を放棄しているのではないだろうか?認識闘争の一番味噌の部分である、どう統合するか?という課題を最初から降りているではないか、違和感の一番の根っ子はここにあった。

どんな組織でも集団でも事業でも、あるいはちょっとした研修会のような会議まで含めて、それを主催する人がその中身や認識内容に関与しないでうまくいくケースなどありえない。人を集めて社会的な生産活動をする場合、必ず主催者の意識は最初の起爆剤になるし、継続も成長にも主催者を初めその中核人材は大きく関与している。ましてや社会空間という極端に大きな集合体である。なぜ箱だけを作ったという事で成立するのだろう?

その答えは下記にある。つまり社会空間の繋がりを作り出す意味合いや目標は新しい共認形成をしていく為の課題と評価を創り出していく事である。そこに主催者自らが関わり、提起し、心血を注ぎ込む事である。
だから箱だけを作り出して主催者の役割はそれで終わりという事には決してならない。
るいネットの佳作や秀作選びはその一つであり、主催者自らが参加者となり投稿を続けていく意味もそこにある。

>集団を超えた社会空間(同類闘争の場)においても、集団(と個体)を収束させ、社会を統合し、秩序と体制を形成する最先端機能が、人々の評価共認であることは不変である。35273
 
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246009 Facebookユーザ500人 利用実態調査結果 コミキ 11/02/20 AM03

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