みんなで食事をしている時に、僕が「組織論を勉強会している。」という話をしたら、興味を持ってくれたので少し話してあげました。
「例えば、企業とかは権力のピラミッドで成り立っていて、資本による飴と鞭で下の人間を懐柔して仕事をやらせるという組織論で成り立ってますよね?」っと言うと、うんうんと真剣な表情で聞いてくれます。
「それに対してカタリバは、みんなで褒め合ったり認め合ったりして「如何に仕事をやりたくさせるか?」っていう企業とは真逆の力学体系で成り立つ組織論ですよね?」というと、「あ!ホントだ!」っと自分達がなんとなくやってきたことに気付いてくれたようでした。
そこで、九州訛りが可愛らしい女の子が真剣な表情で「なんで組織論というものを勉強しようと思ったんですか?」っと聞いてくれました。
「カタリバのホームページにも書いてあるように今の日本って行き詰ってますよね?これは国家レベルで組織論が行き詰ってるということだと思うんです。」っというと、うん!うん!と大きくうなずいてくれます。
「じゃあ、今のカタリバみたいにみんなが仕事を自分から進んでやりたくなるような仕組みを論理的に考えて理論化したとします。その組織論で国家を作れれば、日本を活力の有る良い国に出来ますよね?」っというと彼女の表情がパッと明るくなりました。
さらにこう続けました。
「ちなみに、今の日本の国家システムは欧米の国家システムを真似したものなんですけど、欧米の先進国もみんな日本と同じで行き詰ってるんですよね。」
「じゃあ、もし日本がこの閉塞感を打破して、みんなが希望を感じられるような組織論を作り上げられれば、きっと欧米も真似をしますよね?そうなれば世界全体を変えられますよね?」
そう話すと「すごい!そこまで広いことを勉強されてるんですか!?」っと食いついてきました。
もちろん、言葉で言うほど簡単ではないけど、でもみんなで頑張れば不可能な話じゃないよね?っと答えておきました。
やはり、実現派の学生達はすごく感度が良いようです。
僕達が論理面に寄り過ぎているのに対して、カタリバは感覚面に寄りすぎているので、そこをうまく融合できれば面白いことが出来るんじゃないかと思ってカタリバに参加したのだと伝えてみました。
すると、「私もその勉強会に参加してみたいです!!」と言ってきました。
おお、ここまで積極的とは..。(^_^;)
こうやって、ネットサロンとカタリバの交流がどんどん増えていったら面白いだろうなぁっと思いました。
次回はいよいよ高校企画に参加してきます! |
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