企業を共同体化するには?
245532 『自主管理への招待』を読んで
 
ばんび ( 22 京都 学生 ) 11/02/11 PM10 【印刷用へ
ネットサロンで、12月〜1月にかけて自主管理への招待を初めて読みました。
30年以上も前に書かれたにも関わらず、現代社会の問題を深く分析されていて、今私たちがこれからの社会を考えるための論点がたくさん提示されていました。

私はNPO活動などで、昔に安保闘争や労働運動に盛んに参加されていた方々とお話する機会がたくさんありました。
彼らと社会について議論をしていると、どうしても「○○はあかん!」というような否定一方に偏ってしまっていて、なぜ○○がいけないのか、○○のどこがいけないのか、だからどうしていけばいいのか、という議論になかなか発展しません。(もちろん全員ではありませんが)

確かに近代思想は「否定し要求するだけの哲学」であったとは思うのですが、私は運動家たちによってその性格が強められたという面がすごく大きいと思うのです。
私は昔の運動家がよりどころにしていたマルクスの『資本論』は、資本主義を否定するだけでなくかなり深く分析した上で解決策を提示していたように思ったからです。(私自身は資本主義だけでなくもっと切り込むところはたくさんあると思いますが、彼は自分が否定した部分の代替案を完結させているのでは、と思っています)
運動家やマルクス主義者たち(マルクスはマルクス主義者でない、とよく言われます)が閉塞の哲学に凝り固まっていたのではないかと思います。
というか、そもそも本気で社会を変えようとしていなかったのかもしれませんが。

しかし、今は学生団体やNPOに属している人達に限らず、幅広い人々が社会のことを考えていてインターネット上で議論したり、反対運動によってではなく自らの消費活動や生産活動を通じて社会を変えていこうとしている人が多いと思います。
その中では古い理論をも必要に応じて開放の哲学へと変化させていくこともできるのではないでしょうか。
近代思想も全て切り捨ててしまうのではなく、どのような構造になっていたのかを分析して正しいところはうまいこと使えればいいのかなと思いました。
そういう意味で、改めて『資本論』を批判的に読みなおしてみようと思います。
 
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245801 Re:『自主管理への招待』を読んで 関守石 11/02/16 PM05
245790 もう一つの現実を突き破るために必要な事 斎藤一浩 11/02/16 PM01

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