実現論を塗り重ねてゆく
245320 ギリシア〜ローマ史まとめB 3200年前〜2800年前 ラテン人の南下、ポリス成立
 
案内人 ( 人類史 に 光を照らす ) 11/02/08 AM02 【印刷用へ
3200年前(3400年前?) 印欧語族のラテン人(R1b)がイタリア半島に南下し、ラティウム地方=ローマ周辺に定住。(当時のイタリア中部はエトルリア人が占拠?していたころから、ラテン人は部族単位ではなくバラバラに移住してきたと考えられる。西ヨーロッパでの敗れてor集団からはぐれて山賊となった者か?)(トロイア戦争に敗走したトロイア人の末裔とラテン人との混血が、ローマ人だとする説もある)
当時のイタリア半島は、中部〜北西部(フィレンツェ周辺)をエトルリア人(E×J2?)が押さえ、南イタリア一帯は海賊化していたギリシア人(R1a)が押さえていた。彼らにとってローマは魅力の薄い土地だったと考えられる。海洋民族であったギリシア人にとっては海に面した港を持たないローマは都市建設地として不適だったし、小高い丘の上に城壁を巡らせた堅固な都市を建てるエトルリア人にとってはローマの丘は低く互いに近すぎたからだ。ローマは、エトルリアとギリシア人に挟まれた真空地帯だった。言わばイタリア半島の僻地であったローマに印欧語族ラテン人は流れ込んだ。

3150年前 ミケーネ文明の崩壊
「海の民」=地中海の海賊によって、ミケーネ文明が崩壊に追い込まれる。
ミケーネ文明崩壊によりバラバラになったアカイア人も海の民=海賊となり、エジプトやヒッタイトなど地中海沿岸の都市・国家へ襲い掛かり略奪を繰り返す。拡散した海の民は、沿岸部に定着していった。

3150年前〜2800年前 ギリシア暗黒時代

3000年前 イタリア中部のエトルリア人が印欧語族遊牧民(ヴィッラノーヴァ火葬民)に征服され、同化(ヴィッラノーヴァ文明)。

2900年前 印欧語族ドーリア人(R1a)がギリシアに南下

2800年前 コーカサス北方の草原地帯に、遊牧騎馬国家スキタイ登場(この部族の出自は、セム族or印欧語族orトルコ族?)

2800年前 ポリス成立
海の民(アカイア人orアカイア人から分派したイオニア人)の残党が、ミケーネ文明都市の要塞跡に再び流れ着き、2800年前から各地にポリス国家(12国家に分散)を建設していく。中心はアテネ・ポリス。もう一方では、印欧語族ドーリア人がスパルタ・ポリスを建設。

アテネやスパルタなどのポリスは、中心市街に住む貴族や商人と、郊外に住む平民(農民)に分かれ、それぞれ奴隷を持っていた。大量の奴隷(原住民の黒人?orセム族?)には、農作業を担わせていた。

大量の奴隷(スパルタ7割、アテネ4割)を背景に、各ポリスは地中海沿岸への植民活動が盛んに行った(当時、フェニキア(3500〜2500年前ごろ)も地中海南部沿岸を中心に、植民活動を盛んに行っていた)。彼らは略奪・侵入によって奪った植民地を市民に「平等に」分配した。
各ポリスは盛んに交易活動を行い発展していたが、裕福な平民が台頭し、支配層の貴族との対立が生まれた。アテネでは(ペルシア戦争後の)2500年前ごろから平民の参政権を認める直接民主制へと移行して行ったとされる。ちょうどこの時期のアテネでは、ソクラテスやプラトン、アリストテレスなどによるギリシア哲学が花開いていった。
一方のスパルタは、(アテネに対抗するため)市民男子への幼年期からの厳しい軍事訓練を課し、植民活動を盛んに行っていった。
 
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2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
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5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
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