日本を守るのに、右も左もない
244654 社会貢献に金を使う時代〜日本の寄附市場は1兆円〜
 
匿名希望 11/01/26 PM06 【印刷用へ
リーマンショック以来、日本の景気も沈滞ムードが続いているが、その中において様々な場に寄付をする寄付市場では、かなりの金額が動いている。

物に対する購買意欲はあまり上向いていないが、自分の持っている金を何か役に立つ物に使いたいという気持ちは高まっているのではないだろうか。

以下、ダイアモンドオンライン【発表! 2010年「社会貢献10大ニュース」。来年はいよいよ「社会貢献スター」が登場!?】より

以下抜粋引用*****************************************************
初めて明らかになった
日本の寄付市場の規模
 1位は、「日本初の寄付白書の発行」。

 昨日(12月20日)に、日本ファンドレイジング協会から発行されたが、これがなぜ1位なのかというと、この白書によって初めて、日本の寄付市場の全体像が見えたからだ。どのようなビジネスでも、市場の把握は基本中の基本。しかし、日本のソーシャル・ビジネス業界では、その中核となる寄付市場すらハッキリと把握できていなかった。NPOも、市場の全体像がまったく分からないままソーシャル・ビジネス、ファンドレイジングを行なっていたわけだ。これでは市場を、まともに活性化できるわけがない。

 そんな状況を打破すべく、日本ファンドレイジング協会が大規模な調査を実施。全国の20〜69歳の男女を対象に、インターネット調査。標本数約1万4000、うち有効回答数約5000。回収率は約38%である(実施時期は2010年3月)。これまで、日本の寄付市場は概ね2000億円から3000億円くらいと言われていた。ところが今回の調査で明らかになった日本の寄附市場は1兆円である!

 同白書によれば、個人寄付が約5500億円。法人寄付が約5000億円。合計で約1兆円となる。ちなみにアメリカの個人寄附は約2300億ドル(約18兆円)、イギリスは99億ポンド(約1兆3000億円)である。

 1兆円という市場はどの程度のものか。まず居酒屋業界。大手チェーンから個人経営店まで、全国いたるところに居酒屋があるが、この業界がざっと1兆円である。SuicaやEdyなど、電子マネー業界も2008年にようやく1兆円を突破したらしい。なにかと派手に見える音楽業界では、音楽ソフト(CDやDVDなど)の生産金額は2009年で約3100億円。ミリオン・セラーを連発した1998年でも約6000億円である(日本レコード協会資料による)。

 これらと比較して考えると、寄附市場1兆円というのはけっして小さくはない。これだけの規模の市場があるわけだから、自立可能なソーシャル・ビジネスがいくらでも構築できるはずである。単純にはたとえられないが、街で見かける居酒屋の数だけ、自立可能なNPOがあってもおかしくないという理屈だ。社会セクターも今まで以上に奮起することだろう。

 ちなみに、2009年に寄附を行なった人の平均寄付額は年間約1万4000円。この数字が明らかになっただけでも、寄附集めのプランニングには大いに役立つはずだ。ファンドレイジングの可能性を大きく広げたという意味から、同白書の発行を第1位とした。この「寄付白書2010」は日本ファンドレイジング協会のウェブサイトから購入可能だ。

引用ここまで****************************************************
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_244654
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
306330 賢くなっている消費者に応える「コーズマーケティング」という手法 仙人掌 15/07/25 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp