日本人と縄文体質
243323 来日外国人達が見たユートピア江戸日本2
 
新聞会 11/01/02 PM10 【印刷用へ
引き続き東藝術倶楽部「ユートピア江戸日本」リンクより転載します。
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●自由・平等社会

・「日本の下層階級は、私の看るところをもってすれば、むしろ世界の何れの国のものよりも大きな個人的自由を享有している。そうして彼等の権利は驚くばかり尊重せられていると思う」 
「町人は個人的自由を享有している。しかもその自由たるや、ヨーロッパの国々でも余りその比を見ないほどの自由である」「法規と習慣さえ尊重すれば、決して危険はない」 「日本政府は民衆に対して、あまり権力を持っていない」  −カッテンデューケ−

・「自分たちの義務を遂行する日本人たちは、完全に自由であり独立的である。奴隷制度という言葉はまだ知られておらず、封建的奉仕という関係さえも報酬なしには行われない。勤勉な職人は高い尊敬を受けており、下層階級のものもほぼ満足している」
「日本には、食べ物にこと欠くほどの貧乏人は存在しない。また上級者と下級者との間の関係は丁寧で温和であり、それを見れば、一般に満足と信頼が行きわたっていることを知ることができよう」
「将軍や大名、それに上級武士階層は何ら羨むべき存在ではない」 −フィッセル−
「確かに公職についていない者はかなり自由な生活を楽しんでいますが、支配層に属する日本人はひどい拘束に耐えて暮らしています。ヨーロッパでは国の主権者は国家最高位にある公僕とみなされていますが、日本では掟の奴隷のかしらとさえ呼ばれているのです」  −ドンケル・クルティウス−

・「形式的外見的には一般民衆の自由があって民主的な制度をより多くもっている多くの国々以上に、日本の町や田舎の労働者は多くの自由をもち、個人的に不法な仕打ちをうけることがなく、この国の主権をにぎる人々によってことごとに干渉する立法を押しつけられることもすくないのかも知れない」          −オールコック−

・「江戸には現に二つの社会が存在していて、一つは武装した特権階級で、広い城塞の中に閉じ込められており、もう一つは、武器は取り上げられ前者に屈服させられてるが、自由から得られる利益をすべて受けているらしい」  −アンベール−

・「ヨーロッパにもこれほど自由な村組織の例はないほどだ」  −ヒューブナー−

・「身分の高い者が自分より下級の者と応対するときに役人風を吹かすことも、はるかにすくない」「つねにいんぎんで穏やかに話しかける」「まったく正比例して、他人を腹立たせたり、他人の気にさわることを避けるために、ひじょうに気を使う」   −オールコック−

・「ヨーロッパ人であるわたしがもっとも驚いたのは、日本の生活のもつきわめて民主的な体制であった。モンゴル的な東洋のこの僻遠の一隅にそんなものがあろうなどとは予想もしていなかった」 
「大部分のヨーロッパ農民よりも幅広い独立性を享受している」 
−メーチニコフ−

・「私は日本が子供の天国であることをくりかえさざるを得ない。世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない。ニコニコしている所から判断すると、子供達は朝から晩まで幸福であるらしい」  −モース−

・「横浜から東北、北海道の陸路を四カ月かけて旅したが、一度も危険を感じた事は無かった。武士道の倫理で成り立っている素晴らしい国。『籠かき』は、はじめ裸同然で醜いと思ったが、彼等が醜くないことを知る。極めて彼等はジェントルマンである。私は神にこれ程高潔・誠実で明るい男達の事を忘れないでくれと祈った」  −イザベラ・バード−

・「江戸庶民の特徴:社交好きな本能、上機嫌な素質、当意即妙の才」
「日本人の働く階級の人達の著しい特徴:陽気なこと、気質がさっぱりとして物に拘泥しないこと、子供のようにいかにも天真爛漫であること」  −アンベール−
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3に続く
 
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