人類の起源と人類の拡散
243125 モンゴロイドの歴史C 1万年前〜6000年前 新モンゴロイドの誕生と拡散
 
案内人 ( 人類史 に 光を照らす ) 10/12/30 AM03 【印刷用へ
■1万年前からの温暖期(±0℃〜+2℃) (※この気候変動時期にも諸説ある)
1.1万年前から地球は再び温暖化し1.0万年前には現在とほぼ同じ気候・植生になった。1万年前以降は、短期的な気温変動を繰り返しながらも概ね現在よりも温暖な気候条件であった。

8200年前〜7800年前  寒冷化
7500年前〜5500年前  温暖期(気候最適期、ヒプシサーマル期)
5500年〜5000年前  寒冷・乾燥化
4200年前〜     寒冷・乾燥化
3800年〜3500年前  温暖期
3500年〜3200年前  寒冷・乾燥化
2800年前      寒冷化

■1万年前〜の温暖化(±0℃〜+2℃)、7500年前〜5500年前の気候最適期
1万年前以降は地球規模の温暖期に入る。8200年前〜7800年前は一時的に寒冷化したものの、7500年前〜5500年前には温暖期(気候最適期、ヒプシサーマル期)に入り、世界各地の部族は人口を拡大させ、拡散していく。

○新モンゴロイド
チベット高原〜タリム盆地のモンゴロイドが、温暖期に入って北上し、アルタイ山脈〜モンゴル高原に到達した。彼らはここで人口を増やし、部族としての形質を固めていく【新モンゴロイド(O3)(原アルタイ族)】。垂直的な上天信仰、厳しい自然条件に適応するためのシャーマニズム、熊神信仰、冬祀りなどの特徴を持つ。

新モンゴロイドは、7500年前からの気候最適期に更に人口を増やし、バルハシ湖周辺のテュルク族(トルコ族)、モンゴル高原のモンゴル族、日本海西部沿岸のツングース族に分化し、拡大していく。8200年前からの一時的な寒冷期などもあって南下した部族の最先端は、農耕民と接触し農耕を始めたと考えられる。(8200年前には遼河流域でツングース族?の興隆窪文化。7000年前?には、扶余族が半島北部に登場)
元々、母系社会であったが、6000年前?に遊牧に転じて以降、父系社会に転換した(or 5000年前以降、略奪闘争→力の原理によって父系社会に転換した)。

○長江流域
温暖期の9000年前(or8500年前)、長江下流域では原中国人による彭頭山文化(稲の栽培跡)が興る。7000年前には、長江下流域の河姆渡文化(7000〜5400年前)において、水田稲作農耕が発達、またブタ、スイギュウなどの家畜も。長江中流域では、大渓文化(7000〜5000年前)。

○黄河流域
寒冷な気候に入る直前の8500年前、黄河中流域〜下流域に裴李崗文化、及び後李文化が登場する。原中国人によるものと考えられるこの文化では、粟の耕作やブタの飼育が始まった。
7000年前からは、黄河中流〜上流域で原中国人(orミャオ族O3)による仰韶文化(〜5000年前)。黄河下流域では、原中国人(or南下してきたモンゴル族)による大ブン口文化(6300〜4600年前)。

※モンゴル高原から南下してきた新モンゴロイド(O3)は、ブタなど家畜由来の強力なウィルスに対する免疫機能を獲得した。このO3モンゴロイドは他(CやD)を徐々に駆逐し、制覇途上にある。

○チベット族
7500年前〜5500年前の温暖な時期(気候最適期、ヒプシサーマル期)には、ヒマラヤ山脈の山頂部を覆っていた氷が融け、メコン川やガンジス川、長江、黄河などの大河を作り出した。(チベット高原の年平均気温も現在よりも2度〜3度高かった)。
チベット高原のDスンダ・モンゴロイド→チベット族(古代羌族)は、7000年前前後にはチベット高原東部の長江・メコン川最上流域にも移動していた(カロ遺跡)。

○セム祖族、印欧祖族
セム祖族や印欧祖族(印欧語族)らも勃興し、6400年前(or5500年前)には黒海沿岸で馬を家畜化し始める。6000年前には、西アジア(イラン高原)で遊牧が始まったと考えられている(※5600年前には、シュメールで青銅器技術)。
馬の文明は、イラン高原→テュルク族→モンゴル族→ツングース族へと伝わっていった。
 
  List
  この記事は 243124 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_243125
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
243129 モンゴロイドの歴史D 5500〜3000年前 寒冷化→新モンゴロイドの本格的な南下 案内人 10/12/30 AM04

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
ミス大爆発⇒警戒心発の集中力はガタガタ⇒共認圧力発の集中力を形成するには?
トラブルの根底に指揮系統あり。全てをネットへ
隠蔽・言い訳・誤魔化しの横行によって崩壊する私権体制
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
新卒者向けセミナー「経営者が語る」〜これからの時代企業が生き残っていくのに必要な力は何か(前半)
新卒者向けセミナー「経営者が語る」〜これからの時代、企業が生き残っていくのに必要な力は何か(後半)
自主管理への招待(1)工業生産から意識生産へ。時代は今、歴史的な生産力の転換を遂げようとしている。
自主管理への招待(2) 社会は、生産力の転換によってしか根底的な変革を遂げることはできない
自主管理への招待(3) 生産から離脱させ、消費へと逃避させるだけの近代思想
自主管理への招待(4) 「頭の中だけの自己」から「実現対象」への追求ベクトルの転換
自主管理への招待(5) 否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「解放の哲学」へ
自主管理への招待(6) 実現思考とは何か
自主管理への招待(7) 労働の解放のために:自主管理の原則
学生に与う1 いま、社会の基底部で何が起きているのか
学生に与う2 私権の終焉と市場の縮小と権力の暴走
学生に与う3 新しい活力源は、周りの期待に応える充足
学生に与う4 先行して共同体を実現した類グループ
学生に与う5 共同体の母胎は女性が生み出す充足空間
学生に与う6 この行き詰った社会をどう再生するか
供給発のカギは、ゼロから新しい供給者を育成してゆく仕組み
新概念を使いこなせて、はじめて供給者になれる
「観念力を鍛えるには?」(1) 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
「観念力を鍛えるには?」(3) 「理解する」とはどういうことか?
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?
出来ない、覚えられない
「みんなの成功体験」ならいくらでも積める
対面会議の欠陥
民主主義=会議という固定観念
集団統合の新たな仕組み:対面会議を超えて、全てをネットへ
企業革命の切り札は、社内ネット
経営者への提言:会議から社内ネットへ
行動方針4 まず身近な職場を改革してから、社会をどうするかを提示せよ
新時代を開くのは、共同体企業のネットワーク
共同体企業のネットワークをどう構築してゆくか
『類グループが勝ち続ける理由』〜まとめ〜
協同組合法:出資・経営・労働を一体化した働き方をしている人たちは10万人を越えている
「人口減少社会の衝撃!!これからの働き方はどう変わる?」〜今、なぜ労働法について考えるのか?〜
感謝の心を損なう「有給制度」に代わる、『有給休暇一括買取方式』

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp