現代意識潮流を探る
24250 現実課題2 何をすれば良いのか分からない
 
四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 02/02/18 PM07 【印刷用へ
他方、「何をすれば良いのか分からない」という選択課題の方がより全般的・総合的で、より観念回路に近い位相にある課題であるが、肝心の課題圧力が弱く、この課題に対しては適応本能があいまいに作動しているだけである。

潜在思念の本源収束は、仲間圧力の絶対化という現実課題と、それに応じて適応本能が共認回路を駆動させて形成した方法認識や状況認識が実在するが故に(orそれで充分に対応できるが故に)、強力なものとなり、半ば顕在化したのである。
それに対して、潜在思念の社会収束(外向収束)は、その様な潜在回路だけでは不充分であって、収束するには観念を必要とする。しかし、答えが見付からない(=収束観念がない)ので、適応回路があいまいにしか作動せず(外向きという方向を指示するくらいしか出来ず)、深く潜在したままその位相に留まっているのである。

要するに現状は、収束できる観念がないので、仲間収束>>社会収束となっており、又その結果「何をすれば良いのか分からない」状態にあるだけである。
しかし、潜在思念の社会収束は、(収束できる観念がないので、現状は殆ど意識されないが)明らかに実在する。むしろ、仲間収束をほぼ完了した実現派が、次に向かおうとしている世界は広い社会であり、その為に必要なのは新しい観念(構造認識)である。その根拠は、
潜在思念は明らかに外向収束しようとしている。このことは、私権統合が終焉の時を迎えて社会不全が増大し続けているという点からも、社会統合の可能性が開かれたという点からも、明らかである。
●男女であれ、仕事であれ、何をするにも新しい認識(言葉)の必要性と有効性は、(既にある程度の答えを識っている我々には)経験的に明らかである。

☆だが、『社会収束』やそれに伴う『観念の必要性』は、現実課題と成り得るのか?
 
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