市場の支配構造
241774 早ければ2011年、遅くとも2012年に金バブルが崩壊
 
田中素 HP ( 44 長崎 企画 ) 10/12/05 PM09 【印刷用へ
12月3日のロンドン金価格は、1トロイオンス1403ドル。鬼塚英昭著『金は暴落する!2011年の衝撃』に登場する、ゴールドマン・サックスによる半年前の予想が完全に的中している。やはり金は来年あるいは再来年に暴落を開始するのか?以下、本書より引用。
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「大紀元時報」(2010年6月24日号)にゴールドマン・サックスの金価格の予想が出ているので引用する。タイトルは「金価格は年内1オンス=1400ドル台に」だ。

(引用略)

 ゴールドマン・サックスの予想はほぼ完全に当たるのである。ゴールドマン・サックスはロスチャイルドと金融エリート集団の一員であるから、というのが、その答えである。
「金価格は偶然に上がるのではない」と、私は力説してきた。偶然ではないということは、値上がりすべく工作がなされてきたということである。2010年6月に1トロイオンス1200ドル台に上がった金価格は、12月までに1400ドルまで上がるようにロスチャイルドと金融エリート手段が“動く”ということである。2007年から08年の原油価格高騰を予測し、見事に適中させたのもゴールドマン・サックスであった。

(中略)

 ここで、いつ金のバブルがはじけるのかについて書くことにしたい。正確な予測は不可能に近い。しかし、バブルはすべて、はじけるからバブルなのである。はじけないものはバブルではない。
 私は先にGFMSのポール・ウォーカー最高責任者の記事を載せた。その彼が2010年6月7日に来日して「日本経済新聞」の取材に応じ、金相場の見通しについて語った。

(中略)

 ポール・ウォーカーは何のために2010年6月7日に日本へやってきたのか。その答えは、「投資家が手を引けば金価格は2011年に大幅に下落する可能性もあるだろう」の中にある。
 単純に考えて答えるならば、ロスチャイルドと金融エリート集団は2011年中に金ETFのSPDRゴールド・シェアから、ジョージ・ソロスとジョン・ポールソンに手を引かせる可能性があるとポール・ウォーカーは語っているのである。

(中略)
 2010年末に、SPDRゴールド・シェアの矛盾がはっきりと見えてくる。ポール・ウォーカーが「投資家が手を引けば、金価格は2011年に大幅に下落する可能性もある」と語るのは、金バブル崩壊の時が2011年にやってくるので、“予測”というかたちで事前に報告するということである。
 この方法はロスチャイルドと金融エリート集団が使う常套手段である。故意にバブルをつくり、故意にバブルを崩壊させたのではないことを、正義の名において説明するのである。うまい口実を作って、WGCはSPDRゴールド・シェアを捨てるのである。
 金ETFはどんなに多く見積もってもせいぜい6兆円か、7兆円の世界。金の取引高の30兆円ドル(約2700兆円)から比べれば、ごくごく小さい取引である。しかし、この金ETFが金価格の高騰を演じたのである。ジョン・ポールソンのポールソン&カンパニーは350億ドルのポートフォリオのうちの30億ドルをSPDRゴールド・シェアに投資している。もし、ポールソンが何らかの理由をつけてSPDRゴールド・シェアから撤退すれば、一気に金ETFが崩壊する可能性が大である。そのようにロスチャイルドと金融エリート集団が秘密裡に工作するのである。
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引用以上。
 
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242917 金バブル崩壊後の世界 田中素 10/12/27 AM08

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