実現論を塗り重ねてゆく
240786 古代ギリシャ人は黒髪、褐色の肌だった?
 
野田雄二 ( 49 大阪 営業 ) 10/11/15 PM05 【印刷用へ
古代ギリシャ人といえば、金髪碧眼というイメージがありますが、黒髪、黒目、褐色の肌だったようです。ギリシャ人がどのような民俗か書いているサイトを紹介します。

■古代ギリシャ人の肌は褐色だったリンク

現在のギリシャ人の大半は黒い縮れ毛に黒い瞳ばかりなので、古代ギリシャに果たしてブラピのような金髪で青い目の北欧系白人がいたかどうかが常に論争の的になってきたからだ。

ギリシャ彫刻には色が残っていないが、遺跡から発掘される陶器に描かれた古代ギリシャ人は黒い縮れ毛に黒い瞳、それに褐色の肌で、現在のギリシャ人と変わりがない。

ところが「古代ギリシャ人は金髪碧眼に白い肌だった!」と言い張る連中がいる。白人至上主義者たちである。彼らにとってヨーロッパ文明の源である古代ギリシャは白人のものでなければならないのだ。

■「オデッセイア」のルーツは?リンク

第一にギリシャ人は人種的にはアーリア系ではない。その血も混じっている。主たる人種はセム系、トルコ系の混合であり、少なくともアーリア系とはいえない。

第二にその文明はギリシャ独特のものではない。「ギルガメシュ」がルーツであり「オデッセイア」は「ギルガメシュ叙事詩」に極似している、といっている。

「ギリシャ・ヘブライの文明はギルガメシュをルーツとして東地中海という共通の地盤の上に建てられた類似の構築物である。」(以上「聖書以前」C.H.ゴールドン)

■「南欧系」とはどちらのどなた?リンク

次に思い起こしたのが、フランス国内でしばしば聞くメディタレーニアン méditerranéen=地中海人と呼ばれる人々でしょうか。フランス国内においても地中海側に多くいますが、肌がカフェオレ色で、黒髪、漆黒またはグレーの目を持つ人々です。が、地中海人は地中海沿岸東西南北満遍なく存在しています。

「南欧系」の話題で地中海人を取り上げてしまうならば、スペイン系ジプシーであるヂタン Gitans もノマドとは言え、彼らこそ本物の南欧系ではないでしょうか。そして、フランスからスペインにかけての地中海沿岸にはカタルーニャびと Catalogne (定着民)がおり、彼らも独特の生活文化と独立言語を持っています。

■地中海人種リンク

地中海人種(ちちゅうかいじんしゅ)はかつての自然人類学におけるコーカソイドの下位区分の一つ。1899年ウィリアム・Z・リプリーにより北方人種、アルプス人種と共に定義され、主に地中海北西岸(フランス南部、イタリア、イベリア、ギリシャ、パレスチナ、北アフリカ(ホワイト・アフリカ)、地中海の島々など)に住む。ただし、フランス南部やイタリア半島の人々は純粋な地中海人種ではなくアルプス人種との混交である事が多い。

この人種に属する人々は一般に濃い褐色の髪を持ち、瞳の色もそれに伴う。彫りの深い顔立ちをしており、頭蓋は細く長い(長頭)。

■コーカソイドリンク

コーカソイド (Caucasoid) は自然人類学における人種分類の一つ。欧州人を指すために使われてきたため白色人種、白人とも訳されるが、日照量の多い中東やインド亜大陸に居住してきたコーカソイドは肌が浅黒い。

初期の人類学を主導したヨーロッパ人学者は自分たちヨーロッパ人を「ノアの箱舟でコーカサス地方に辿り着いた人々の子孫で、白い肌を持つ善なる人」と定義し、それを表した呼称として「コーカソイド」を用いたのである[1]。もっとも、アラブ人やペルシャ人も宗教はアブラハムの宗教であるイスラム教であり、コーカソイドという宗教用語を当てはめることもできるが、ヒンドゥー教を信仰するインド・アーリア人は語源に合わないことになる。

※このサイトには金髪の分布図も載っています。北欧を中心に同心円状に広がっており、ギリシャでは金髪が少ないのが分かります。
 
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