古代社会
240592 宗教とセックスの壮絶なる歴史3
 
彗星 ( 中年 ) 10/11/10 PM10 【印刷用へ
[結婚生活はバラ色に「満開ブレインパラダイス!」]のサイトに『特別講義:宗教とセックスの壮絶なる歴史
リンク)』と題して記載がありましたので転載します。
------------------------------------2より
●宗教改革

ところが、人口の増えない国家や社会では、国家や社会そのもが停滞してしまう。

キリスト教でも例外ではなく、教会と修道院での性的堕落はおぞましいものであった。聖職者たちは、堕落性愛に耽り、修道院の壁には堕胎された胎児たちが塗りこまれていたのだ。

こういう状況下で起こってきたのが、「宗教改革」なのである。

宗教改革はローマカトリック教会の支配から解放しただけでなく、プロテスタンティズムはキリスト教の戒律を内面化させたのである。

プロテスタントたちは、カトリック以上に「生殖のためのセックス」を行うようになったのだ。

19世紀のイギリスですら、女性が性行為中にオルガズムに達したら、精神病院送りとなったくらいなのだ。

プロテスタントがカトリックと決定的に違ったのは、修道院を認めなかったことだ。

カトリック諸国では余剰な人口を修道院で吸収していたが、プロテスタント諸国では修道院がないために、海外に送り出すしかなかったのだ。

これこそが、大航海時代、植民地の建設、帝国主義の時代の原動力だったのである。

我々は世界史の授業で、ヨーロッパ中心史観に基づいて教えられるがために、ヨーロッパが昔から繁栄していたかのように教え込まれているが、ヨーロッパは人口密度が低く、昔も今も、中国人やインド人といった繁栄した民族の人口数を上回ったことが一度もないのだ。

ヨーロッパ大陸は寒いがゆえに、食糧が余り取れないために、多くの人口を賄えないのだ。

ヨーロッパで人口が増え始めるのは、太陽の活動が活発化した西暦1800年代からであり、人口の増大とともに、人口の増大を抑制する宗教であるキリスト教の勢力が弱まり始めたのだ。

●「人口の増減」と「宗教」

人間は食糧を食べなければ生きていけず、諸民族の人口数はその諸民族の食糧生産に正比例するのだ。

温暖な地域を領有している民族は当然に人口数も多く、寒冷地帯を領有している民族の人口数は当然に少ないのである。

ところが、もう一つ、食糧生産とは関係なく、「宗教」でもその諸民族の人口数が左右されるのだ。

勿論、人間は生殖を否定する宗教を信仰すれば人口は減少していくが、「生殖のためのセックス」だけを推奨する宗教でも、人口は増加しなくなるのだ。

人間は生殖するためにセックスをする動物ではないからだ。「生殖」だけでなく、「予備」「秩序」「快楽」「恋愛」の5種類の性行為をする動物なのだ。

それなのに、生殖だけを取り出してしまえば、人間の本来の能力を発揮しないために、逆に人口が増えていかないのだ。

西洋医学における不妊治療は、キリスト教の思想を受け継いでおり、そのために、女性に生殖だけを行わせようとするのだが、そのために逆に生殖が困難になってしまうという奇妙な現象が起こってしまうのだ。

そういった意味では、病院で不妊治療を受け続ける不妊症患者たちは、キリスト教の犠牲者たちなのである。
------------------------------------終了
 
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