実現論を塗り重ねてゆく
240510 インドーイラン人に別れたアーリア人の足跡
 
田野健 HP ( 50 兵庫 設計業 ) 10/11/09 AM08 【印刷用へ
引き続き、部族支配国家であるインドの変遷について支配民族であるアーリア人の側から見ていきたい。参考にさせていただいたのは中村元氏の著書「古代インド」からである。
※印は私のコメントとして掲載させていただきました。
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このインドーイラン最古の宗教及び思想は、インド最古の文献でバラモン教の聖典「リグ・ベーダー」とイラン最古の文献でゾロアスター教の聖典「アヴェスター」との比較対照の中で推知することができる。しかし、彼らはその後再び移住を開始した。そしてその一部は西南へ移動してイランの地に入り、アーリア系イラン人となった。

そこでインドーイラン人の宗教儀礼を推定してみると、彼らは、家庭の内部では祖先崇拝を行い、公の宗教としては天界の神々を崇拝することが盛んに行なわれていた。神々に対する供物として穀物と牛乳を聖火の中に投じる事、酒を献ずる事、動物を犠牲に供する事などが主として行なわれた。

また、インドーイラン人の間ではすでに宇宙全体に関する原始的な哲学的自覚が成立しており、宇宙は神々とは独立に、それ自身で存在し、神々はその宇宙に内在する。宇宙は一定の秩序、すなわち天則によって維持されていると考えた。この天則の観念はインドーヨーロッパ語族が最初に形成した哲学的観念であろう。

※西方に進んだアーリア系はインドーイラン人として共通の文化を持っているようである。
かたやインドに定着して原住民族と混血し、かたやイラン系はその後のイスラム圏を作り出していく。インドにイスラム文化が入り込み比較的容易に定着したのも、初期は同胞であったという史実が関係しているように思う。

また、インドを解明する上で「リグ・ベーダー」が常に基礎となるようにイスラムを見ていく上でもゾロアスター教の「アヴェスター」はその後の影響力に照準を合わせて中身を見ておく必要がある。
 
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244224 イランの言語・宗教他 匿名希望 11/01/18 PM02
240519 インドーアーリア人の侵入〜ドラヴィダ人との激しい戦争はなかったのではないか 田野健 10/11/09 PM00

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