素人による創造
240452 提案と主張の違い
 
孫市 ( 34 宮城 会社員 ) 10/11/07 PM11 【印刷用へ
>●人類が観念機能を獲得して以降は、危機etc外界情報や行動の指示や評価etcに言葉が使われる様になるが、それら全ての行動は共認(役割規範etc)に基づいており、提案はあっても主張のし合い(=議論)など無い。
つまり、あくまでも行動(その為の思考=思念や提起)の共認であって、行動する前に思考内容を主張し合う事など殆どない。(7244)

振り返ると思い当たることは多々ある。

学生時代の学園祭や部活動、サークルなどで、みんなで何かを実現しようとするときには、行動を前提としており提案の出し合いになる。決して主張のし合いになることはない。こっちの方が良さそうというまわりの反応で決定されてゆく。それは実現(充足)イメージが持てるかどうかで決まっていたと思う。

一方で、学生同士で社会問題を議論する、またはアイデアコンペなどという場合は主張にしかならない。行動を前提としておらず、結果の責任もないため、知識のひけらかし、漠然とした良さそうな観念(福祉・平等・個人)などのオンパレードになる。自分の主張を通しやすい欺瞞観念を振りかざす、というのはテレビの討論番組となんら変わらない。結局は自分の要求を実現させることしか考えていなかったのだと思う。

【みんな発】で考えると「提案」になる。
【自分発】で考えると「主張」になる。

これは大きな気づき。そして、提案して共認を得るには現実や人にとことん同化しないとできないことも。

私権の強制圧力が働いていた時代には、私権獲得の正当化のため「主張」が受け入れられる土壌があったのだと思う。多かれ少なかれ同じ圧力下にあるため、それらの欺瞞観念が多く使われていたし受け入れていた。

現在はその私権の強制圧力が消え去り大きくパラダイムが転換した。そのため、自分発の「主張」が目につくようになってきた。検察や官僚が、決してみんなのために何かを実現しようとしていないことが分かってきたこともその典型なのだと思う。そう思うと、政治家の発言ってみんな自分発なのは政党政治という縄張り闘争を未だに続けているからなのだと納得しました。
 
  List
  この記事は 7244 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_240452
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp