学者とマスコミはグルで頭脳支配
239915 生物多様性の維持なんか幻想だ―京都議定書の愚を繰り返すな(1/2)
 
森羅万象 ( 知命 森 万象 ) 10/10/26 PM03 【印刷用へ
■生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に関する批判記事です。
 美辞麗句に惑わされ、事実を見誤らないようにしたい。
 全ては金儲け、金儲けの為にはなんでもやる、と言う輩がいる事を忘れてはならないと思う。

●大事小事―米島勉日記リンクより引用
〜引用開始〜
 生物多様性の維持なんか幻想だ―京都議定書の愚を繰り返すな

 いわゆるCOP10(10th Conference of the Parties)の本会議が始まりました。これまでの数日間はその準備会議で,生物資源由来の薬剤などの産物の利益配分を検討していたはずですが,はやくも暗礁に乗り上げたようです。
 準備会議の成り行きを見ていますと,懸念していたとおりの進行であり,要するにアフリカや東南アジアなどの開発途上国で採取した植物,動物,果ては病原菌などを先進国が持ち帰って薬品その他の有用物質に利用して巨額の富を得ているにも拘わらず,もとの開発途上国には見返りがない,あるいは少ないからもっと寄こせという利益の取り合いです。折り合うはずもありません。永久に平行線を辿るのではないかと懸念されます。
 日本のお人好し,あるいは無知の閣僚あるいはマスコミは,生物多様性の維持のための会議であって将来の地球を救う大事な会議だと,高らかに謳っている,もしくはそのフリをしていますが,会議の実体は上に書いたような開発途上国と先進国の利益配分という,どろどろしたものなのです。
 
 この構図は見たことがある,と感づかれた方も多いと思いますが,かつて1997年京都において開催された第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)で,議長国日本が主にイギリスなどのヨーロッパ各国の策謀に敗れ,ほとんど一方的に不利な温暖化ガス抑制を押しつけられて京都議定書なるものを成立させてしまった経過と酷似しているのです。
 もともと国際交渉にナイーブな日本は,議長国の面子だけを重んじて議定書成立だけを急ぐあまり,将来に重大な禍根を残す京都議定書を押しつけられてしまったのです。それなのに,NHKをはじめとするマスコミは”Save the future!”と叫んで,京都議定書の成立をはやし立てました。
今回の生物多様性維持会議でも,NHKはそっくり同じセリフ”Save the future!”を叫んで,いかにも地球の守護神のごとく振る舞っています。全く救いようがないマスコミです。
 さいわい温暖化防止の方は,もともと人為的二酸化炭素を主原因と決め付けるIPCCの作為的虚構が,当然のことながら行き詰まり,実現困難なことが昨年開催されたCOP15に至り世界的に明らかになり,IPCC内部のスキャンダルなどもあって(いわゆるClimate scandal),本年12月のCOP16をもって胡散霧消する可能性も濃くなってきました。
 CO2抑制の方は,我が日本の史上最悪の愚かな総理,鳩山由紀夫が総理就任早々の国連総会で胸を張って宣言してしまった,できもしないCO2抑制目標が,日本の生産活動,さらには経済活動の障害になってしまいましたが,COP16をもって終わりにしてくれるかも知れません。
 しかし,生物多様性維持を表向きの主たる目的にした会議の方はまだこれからです。そして,鳩山由紀夫は数ヶ月で退陣しましたが,依然としてその後継菅直人内閣は続いています。愚かなことでは鳩山由紀夫ととんとんです。どんな愚かな人間が日本に不利な議定書を,地球を救うとか勘違いして提案してしまうかも知れません。受け入れてしまうかも知れません。
 これまで1年近い民主党内閣のやりようをみていると,どこそこの国に何百億,どこそこの国に何十億と大盤振る舞いして平然としています。それらの原資はみんな国民の経済活動,国民の税金で蓄積されたものの筈です。今回の生物多様性維持会議でも,低開発国に大盤振る舞いする懸念が十分あります。
 
〜続く〜
 
  List
  この記事は 233974 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_239915
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
239979 地球温暖化詐欺の次は生物多様性詐欺か? 匿名希望 10/10/28 AM00

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp