共同体社会の実現
239197 共生取引適応だけでは生存できない
 
だるま ( 48 東京 建築士 ) 10/10/10 PM10 【印刷用へ
>生物の適応様式は実に多様で、例えば共生(取引)適応という様式も、比較的よく見られる適応様式である。(注:共生とは相互利用の関係であり、異種間の取引関係であるとも云える。)>29874
 
 この共生適応様式をとっている観察事例はかなりあります。この共生関係が成立するのはある局面であり、その生物種の闘争能力適応はもっと大きな次元で存在していることが一般的であると思います。共生関係だけで存在できないことは生命原理からも言えるはずです。
 たとえば、人体も皮膚には表皮ブドウ球菌が何兆体と存在し共生していますが、それを意識している人はいません。闘争課題とはほとんど無関係です。
 
 一方、近代の市場社会では、この共生適応としてのお金だけに収束する(ように仕組まれた)社会です。それ以外の諸問題は捨象されてきました。この捨象された諸問題こそ、闘争⇒適応の対象であります。

>お金という評価指標だけが異なっているが、それはお金の母胎を成す取引or交換という方法が、闘争(能力)適応や集団(統合)適応とは異なる、共生(取引)適応(この取引関係は、闘争関係からの抜け道である)の原理に基づいたものだからである。 >29874

 これらのことから、市場社会が、生物史を通じても、きわめて異例な社会であったことがわかりました。はじめから統合=適応を放棄したようなものです。国家をはじめとする集団が市場原理に従属している以上、諸問題を解決できない根本理由がわかりました。
 
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