新資源・新エネルギーの開発は?
238639 科学信仰と同化能力の低下が「自然の摂理」を逸脱させる
 
村田頼哉 ( 38 高知 企画 ) 10/09/29 PM01 【印刷用へ
現在、様々な新エネルギーが提言されていますが、一体どれだけのものが可能なのでしょうか?

このような様々な提言は、断片的ではあるにしろ科学が現実を直視して法則化した事実認識の賜物です。
但し、断片的であるという点では決して現実であるとは言えないのも事実です。つまり、断片的とは実験室や人工的な特殊限定空間において成立するものであって、限定的な法則に過ぎず、他の世界(生物)にとってどのような影響を及ぼすのかは構造化できていないのです。

また、そのような提言が多く出てきているもう一つの要因は、人類の持っていた基本能力である共認機能=同化能力の低下が原因ではないでしょうか。
原始共同体であった先人達は、自然の移り変わりや状況を的確に捉えるという同化能力に長けており、この「自然の摂理」に同化しないと生きてはいけない状況でしたが、一方、共同体も解体され自然外圧を克服した現代人はこの同化能力が衰弱しています。従って、自然の摂理を逸脱したような提言が多くなっていくのは必然的構造なのかもしれません。

人類の進化とは、畏敬の念をもって自然に同化し続けるということのなかで生まれてのであって、それは未来に亘って変わらない認識なのではないでしょうか。
そのような同化対象である「自然の摂理」を無視して、人類の勝手な都合だけで科学信仰(断片的な事実)を自然に適応するのはいささか傲慢な気さえします。
 
  List
  この記事は 232556 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_238639
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp