企業を共同体化するには?
238179 「否定と要求」の意識構造からの脱却
 
三池晴与 ( 21 学生 ) 10/09/20 PM00 【印刷用へ
限りない「欠乏」と、それを絶え間なく満たそうとする「充足」。
豊かな生活をイメージしているはずであるけれども、いつの間にか疲れ、最終的に実現したいものが分からなくなる。
そうした生活スタイルと、それが美化され推奨されることに、私も少なからずモヤモヤとした疑問を抱いていた。

しかし、これは資本主義の遺伝子として現代の生産構造にある。
生産(社会)から「離脱」し、豊かな生活の実現には、消費(個人)で完結する「自足」でしか手段がなくなってしまった社会。今の社会を「否定」しながらも、そうした社会に「要求」する意識構造は、ここに根ざしている、と「自主管理の招待」で論じられている。
見かけは豊かな生活が実現されているが、内面では日々の疲労と、それに直接アプローチできないという深い諦めと絶望があるように感じる。

これらの意識は、現代の社会に組み込まれていることにぞっとする。
「否定と要求」の意識があることは、自分にも覚えがある。
おかしいと思い否定しながらも、その体制の中で生かしてもらっている。

けれども、その中でも「否定と要求」でない方法で、
欠乏と充足」の生活とは違う生活を探求していきたい。
今の社会をただ「否定」するのではなく、冷静にその恩恵と課題を捉え、
自分たちでできることを考えていきたいと思う。

これらの議論を「個人主義」という大枠から全体を概観し、
そしてネットサロンでの中川さんの指摘で実感したことは、
これらの悪循環は「一人でいる」からそうなるのであること。
社会(生産)から疎外されている状態をまず見直したいと思う。
認識を共有する場の意義を改めて確認することができた。
 
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