アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
238157 鬼塚、副島、ベンジャミンFらの「陰謀論」を考える
 
猛獣王S ( 不惑 東京 営業 ) 10/09/19 PM10 【印刷用へ
『「陰謀論」をチョット真剣に考える』(人力でGO)リンクより転載します。
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■ 金融危機を予見していたのは陰謀論者達 ■

 〜中略〜

経済評論家やアナリストと呼ばれる人達には大別して3種類の人達が居る様です。

1) 金融機関のアナリスト 或いは 投資を生業としている方々

短期的な予測が多く、金融市場に資金を流入させる為、悲観的な予測は少ない。
悲観的予測は空売り勢力の個人投資家に多い

2)政治的立場から発言をする人々

政府を支持する勢力と、反対する勢力で予測が異なる
世界経済よりも国内経済的視点で語られる
予測というよりは「望み」を語る

3)暴き系の人々 

「陰謀論者」と言われる方々
「ロスチャイルドの陰謀」や「イルミナティーの陰謀」という視点が多い
  
少し単純に分類し過ぎたかもしれませんが、経済予測を語る方達を3タイプに分類してみました。さて、5年前の言説まで遡った時、現在の経済状況を在る程度正確に予測していたのは誰でしょう。

「結果」は正直です。「陰謀論者」達の予測が意外にも正確であった事は否定出来ない事実です。

■ いつも「陰謀論」に行き着いてしまう ■ 

 〜中略〜

しかし金融危機後のアメリカの対応を仔細に観察していると、「アメリカがアメリカを崩壊に導いている」としか思えない政策が次々と打ち出され、単純に「利益」とは異なる「意志」が働いているとしか思えない状況に世界が陥るのを目の当たりしました。

そうした事態を調べ、いろいろなブログや記事に目を通していくと、新聞やTVのニュースは全く事態を予測出来ず、「陰謀論」と蔑まれている方々の予測の通りに世界が変化している事に気付きました。納得出来る回答は「陰謀論者」から提供されるのです。

■ GWに「陰謀論」を読んでみた ■

GWにこれら「陰謀論者」の本を読んでみようと思い、彼らの本を「丸善」で探したら、見事に「陰謀論」という棚に分類されていました。この棚の前に立つのは結構勇気が要りますし、さらに何冊かをレジに持って行くのはさらに勇気が要ります。

鬼塚氏や副島氏の本はBook-offで入手しました。

生まれて初めて「陰謀論者」の本を読んでみて感じたのは、「実にまとも」だという事。特に、鬼塚氏の「ロスチャイルドと中国共産党・・・・」は、データ分析も正確で出典も正確に記載されていて、信頼に足る書物である事が分かります。

副島氏の「ドル亡き後の世界」も、状況を見つめる視線は冷静です。

一方、ベンジャミン・フルフォード氏の「ステルス・ウォー」は読み物としては面白いですが、氏の収集した「噂話」の集積を、「イルミナティー陰謀論」で再構築した感が否めません。(でも、パパ・ブッシュの記述などは面白いです)

■ 陰謀論の段階 ■

全く先の読めない時代を生きる私達が自分達の資産や職や生命を守る為には、常識に縛られていては危険です。「結果」が正しければ陰謀論とて参考にしながら将来を予測する必要があります。

私は常々、「陰謀」とは「世界運営のロードマップ」であり、「陰謀論」はその計画を覆い隠す為に流される「デマ」だと考えます。

「デマ」には真実の断片が隠されていて、それを丹念に拾い集めるて、真実を再構築する作業をしている方々も含めて「陰謀論者」とレッテルを貼る事で、「陰謀」は巧みに世間から身を隠していると考えています。

陰謀論者を分類すれば

1) トンデモ陰謀論

世界は宇宙人やムー大陸の生き残り、爬虫類型宇宙人により支配されると説く。
「陰謀論」を低俗な論説に貶める為に、「陰謀サイド」が流す情報?

2) 陰謀サイドに利用される陰謀論者

ベンジャミン・フルフォード氏に代表されるようにファンも多い。
過去の分析は的を得たものがあるが、未来予測が「陰謀」に収束
常識的な一般人を陰謀論から遠ざける事で、「陰謀サイド」に結果的に加担

3) 「陰謀」の分析者

柔軟な思考で、現状を分析し、「陰謀」の断片を収集
「世界の経営」という陰謀の本質を明らかにする人々
     
強引な分析かも知れませんが、副島氏や鬼塚氏は第3の分類になるでしょう。

■ 鬼塚氏の「ロスチャイルドと中国共産党が・・」は必読 ■

世界経済を陰謀論的に読み解く上で、「ロスチャイルド家」は避けて通れません。彼らがいかにして「世界を経営」しているかが読めれば、私達は少なくとも半年後の世界を読み間違える事はありません。

鬼塚氏は、「リーマンショックは1999年にゴールドマン・サックスが計画し、AIGを巻き込みながら周到に仕掛けられた「八百長」である事を丁寧に証明しています。FRBのグリンスパン議長も、金利操作によってバブルを発生させ、2008年に全ての崩壊が始まる事は避けられない「事実」となっていたと言うのです。

ロスチャイルドは2012年の世界秩序の再構築に向けて、ユダヤ系の銀行が、アメリカの土着の銀行である地銀やバンカメを淘汰しているのが、リーマンショック後の金融危機だ」と主張しています。これはヨーロッパでも同じ事が進行しています。

■ 「金」の復権と新世界秩序 ■

中国の意外な強さは「香港上海バンク(ロスチャ)が中国を後押しして、中国を覇権国家にしている」からだと説きます。現状は管理通貨で、世界通貨にはとうていなり得ない元を国際化する為に、ロスチャイルドは「金」を中国に持たせているようです。中国は民間も動員して金を世界から買い集めています。

そして、アメリカや先進諸国の中央銀行が所有する金は、金取引の為にロスチャ系銀行に貸し出され、金はスイスに集められていると予測しています。この金を利用して、金融の崩壊後にロスチャイルドが新たな通貨を発行するかもしれないと予測しています。

■ 一体化を余儀なくされる世界 ■

ギリシャ問題を見ていても世界の一体化は実現不可能に思えます。一つのヨーロッパは古いヨーロッパのエゴによって今まさに崩壊しつつ在る様に見えます。

しかし、壊滅的な危機が世界に訪れれば、「寄らば大樹の陰」とばかりに巨大な権力の元に世界が集約されるのも「自明の理」のように思われます。

「金」に裏打ちされて強い通貨によって、世界は事実上支配されるんかもしれません。

ベンジャミン氏が主張する様な、「イルミナティーによる2012年世界統一」は、世界国家の樹立の様な華々しいものでは無く、世界の国々が「ロスチャイルドの金」の下に従属するという、地味な世界統一かもせいれません。

「陰謀論」を否定する事は容易ですが、周囲にバカにされない程度に「陰謀論」に乗ってみると、意外と世界は合理的な動きをしている事が見えてきます。
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