日本人と縄文体質
237075 大和言葉の世界観A〜心の有様を具体化する日本語〜
 
かつまた ( 28 神奈川 IT業 ) 10/08/31 PM09 【印刷用へ
リンク

<以下引用>
■2.咲く、幸い、盛り、岬、酒■

   花が「咲く」のと、人の「幸い」も同根である。「幸い」は
  「さきはひ」で、「さく」と「はひ」に分かれる。

  「さく」は「咲く」である。ものがそのピークの状態になるこ
  とを意味する。ちなみに「花盛り」の「盛り」も、「さか」+
  「り」で、花が咲きあふれているピークの状態を意味する。岬
  も「み(美称)」+「さき」で、海や湖に突出した形状の土地
  を指す。お酒の「さけ」も、酒を飲むことで、気持ちが高揚し、
  幸福感を抱く。

  「はひ」は「延ふ」で、ある状態が長く続くことを指す。「味
  はひ」は、「あの人の言葉には味わいがある」と言うように、
  「長く続く味」を意味する。

   とすると、「さきはひ」とは「咲く」という花の満開状態が
  「延ふ」、長く続く、ということになる。心が花開くような嬉
  しさが、持続的に続く状態と考えれば、古代人がこの言葉に込
  めた語感がよく伝わってくる。

   現代人は「幸福」とは何か、などと抽象的に考えるから、訳
  が分からなくなる。「さきはい」とは「心の中に花が咲きあふ
  れて、長く続く状態」と知れば、それはお金や地位などの外的
  物質的なものに関わりなく、純粋に心の有り様であることが分
  かるだろう。
<引用終わり>

Bに続く
 
  List
  この記事は 237074 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_237075
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
237286 大和言葉こそ日本語の源泉かつ認識力そのもの(1/2) 村田頼哉 10/09/04 AM01
237076 大和言葉の世界観B〜自然と一体化した日本人の死生観〜 かつまた 10/08/31 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp