日本人と縄文体質
237074 大和言葉の世界観@〜植物も人体も同じに見なす古代日本人の世界観〜
 
かつまた ( 28 神奈川 IT業 ) 10/08/31 PM09 【印刷用へ
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<以下引用>
■1.目と芽、鼻と花、歯と葉■

   目と芽、鼻と花、歯と葉、耳と実(み)、頬と穂(ほ)。顔
  と植物の各パーツが、まったく同様の音を持つ言葉で呼ばれて
  いるのは、偶然だろうか?

   万葉学者の中西進氏の説によれば、これらは語源が共通して
  いるからだと言う。漢字にすれば、まったく別の言葉のように
  見えるが、古代の日本人は、顔のパーツも植物のハーツも、
  「め」「はな」「は」「み」「ほ」と同じように呼んで、同じ
  ようなものと考えていたようだ。

   たとえば、鼻は顔の真ん中に突き出ている。同様に「花」も、
  植物の枝先の先端に咲く。そして岬の端も「はな」と呼ぶ。薩
  摩半島の「長崎鼻」がその一例である、さらに「かわりばな」
  「しょっぱな」「寝入りばな」など、物事の最初を表す意味も
  持つ。

  「からだ」とは、幹をあらわす「から」に接尾語の「だ」がつ
  いたものである。「から」が植物にも使われた例は、稲の茎の
  「稻幹(いながら)」、芋の茎の「芋幹(いもがら)」などの
  言葉に残っている。

   古くは手足のことを「枝(えだ)」と呼んだ。「手」「足」
  と呼び分けるようになったのは、奈良時代あたりからである。

   もう明らかだろう。我々の先祖は、植物も人体も同じものだ
  と見なしていたのである。すべては「生きとし生けるもの」な
  のだ。こうして古来の大和言葉の源を辿っていくと、古代日本
  人の世界観が見えてくる。
<引用終わり>

Aに続く
 
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