>>それは、自分たちでゼロから着実に新しい『場』を構築してゆく運動であり、従来の国家や市場に要求するだけの「社会」運動とは全く位相を異にしている。旧体制(国家と市場)自身が行き詰まって終った今、国家や市場に要求しても事態を悪化させるだけであり、その様な欺瞞的な社会運動は早晩旧体制と運命を共にすることになるだろう。
要求をするだけという意識と、ゼロから新しい「場」を構築するという意識は、大きな違いがあるように感じました。
要求をするだけというのは、結局のところ、置かれた状況に対して、「否定」をしているだけで、変えようとする意思がありません。
ですが、ゼロから新しい「場」を構築するということは、自分たちで、よいよい体制や「場」にしていこうという、実現の意思が感じられます。
このことは、日常生活や、仕事の場面でも同様に当てはまることだと思う。
面倒なことや、不都合な事象があった時に、ただそれを否定し、回りに要求するだけでは、何も改善しません。その時に求められるのは、「現在どういう状況なのか」、「何が問題なのか」など、課題を整理して、どのように解決していくのか、どうすればうまくいくのかを周りのみんなと話し合い、実現していくことだと感じました。 |
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