実現論を塗り重ねてゆく
236689 充足と闘争
 
川井孝浩 HP ( 37 東京 設計 ) 10/08/23 PM11 【印刷用へ
>男女を包摂した実現期待⇒認識収束の潮流は、当然、充足発の実現方針(⇒答えを出せる新理論)へと収束してゆく。そして、実現方針への収束が進むにつれて、’95年以来の危機発の秩序収束も、実現方針に基づく充足発の新秩序の中に完全に吸収されてゆく。
しかし、暴走を制止し、共認原理に基づく新秩序が確立されるには、少なくとも10年は要するだろう。その間、残存する私権派(とりわけ第一権力たるマスコミ)との闘いは続く。213992

潮流シリーズ投稿の最終予測として描かれた上記の仮説は、実に新鮮な認識だ。

私権制度や私権観念の残存する現在においてイメージされる闘争とは、対立構造を前提とし如何にして相手を負かすか?といったものしか想起されない。つまり、常に敵が存在し、敵対的な関係においてはいずれもが相手を否定するが故に対立→闘争、といった順序にしかならず、勝者にのみ私権獲得という報奨が用意される。

しかし、今後10年における基本方針は、上記のような私権闘争上の対立・否定に基づいた闘争とは全く次元の異なる世界になる。

徹頭徹尾、充足発の実現方針に導かれていけば、闘いに勝てるとはどういう事か?

これは、文字通り外圧適応上の闘争である、という事であろう。

つまり、今後10年の間に訪れるであろう外圧の変化とは、かつて体験した事の無いレベルの経済破局、あるいは市場拡大の限界といった近代史上も生物史上も経験の無い外圧環境に、どうすれば適応できるか?といった次元における闘いを意味している。

ここでの勝機は、私権からの離脱度に掛かっている。

残存する私権派・マスコミ一派は、恐らく最後まで私権から脱する事は出来ない。常に傍観者として人を批判し、現実を否定し続ける事を飯の種としているが故に、彼らにとって私権の否定は自らの存在価値の否定と同義になってしまうからだ。

しかし、既に私権には収束せず、若手を中心とした先端層には認識収束が顕在化している。
あるいは、未だ収束不全の中間層も多いが、彼らとて私権には収束しきれないが故の収束不全、あるいは新たな収束先の探索に意識は転換しつつあると見ても良いだろう。

とすれば、この状況の変化をより鋭敏に察知し得るのは、やはり私権派では無く共認派・充足派の庶民の側に分がある。

だからこそ、充足発の実現方針が鍵を握り、かつその姿勢を維持してさえいれば、否定に基づくダマシ・ゴマカシを駆使する私権派に翻弄される事も無くなっていくと考えられる。つまり、残存する私権派との闘い、その中身とは事実の認識闘争であり、かつ答えの実現性こそが、勝敗を分かつ要となる。

答えを出す、という軸線上における、充足と闘争。時代の転換点において、変われぬ物は淘汰される、というだけの話ではあるが、今後10年、どれだけ充足できるか?が淘汰適応の境目となる事は間違いないだろう。
 
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5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
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現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
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新理論の構築をどう進めてゆくか

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