経済破局は来るのか?
235526 FRBが金(ゴールド)と他の貴金属市場の価格操作し人為的な暴落を仕掛ける手口
 
猛獣王S ( 不惑 東京 営業 ) 10/08/01 PM00 【印刷用へ
『FRBが金の価格操作をする手口』(真の世界の姿を追い求めて)リンクより転載します。(リンクから、一部抜粋して訳したもの)


●金と他の貴金属市場の価格操作

密告者や数名の政府高官が、中央銀行とその盟友によって敢行されている貴金属市場の不法行為の告発をしている。

ロンドンのゴールドマン・サックス元従業員であるベテランの貴金属トレーダーが、びっくりするような主張をして、4月に世界を震撼させた。「JPモルガンはFRBのエージェントとして行動している。彼らは、米ドルに対して金と銀が上昇するのを阻止しようと動いている。JPモルガンは、FRBとアメリカ国民の税金によって、彼らの立てた空売りのポジションによって発生する可能性のある損失から遮断されている」と、アンドリュー・マグワイアーはニューヨーク・ポスト紙で述べた。政府の取り調べ官と情報交換し、貴金属市場で発生した(価格変動の要因となる)イベントを正確に予言し、マグワイアーは米商品先物取引委員会で証言すると考えられていた。しかしながら、彼の身元が明るみにされた数日後、マグワイアーと彼の妻は、自動車の当て逃げ事故により襲撃され怪我を負った。(価格変動の要因となった)イベントについての調査の詳細は未だ公表されておらず、陰謀論が吹き荒れる導火線となっている。

それでも米商品先物取引委員会は、貴金属市場の価格操作についての公聴会を開いた。スピーカーには、同じく強烈な告発をしている、金・反トラスト訴訟委員会のビル・マーフィーも含まれていた。マーフィーは、ニュー・アメリカン誌に対して、GATAはFRBが金市場で何をしているかを解明しようとしていると語った。しかし、FRBの“金スワップ取引”に関する、情報公開法に基づく開示請求は拒否された。GATAは、中央銀行を相手取って連邦裁判所で裁判を起こした。「FRBは言い逃れをして、自分達は何も語る必要がない。その情報については教える義務が免除されていて、機密情報であると言っていた」と電話インタビューで語った。「そのため我々は、FRBに情報を出させるためワシントンの地方裁判所で裁判を起こしている」。裁判は進行中で、GATAは強い希望を持っている。

マーフィーは、GATAが、FRBと米財務省がアメリカの金に何を仕掛けているかを正確に解明することを望んでいると語る。「アメリカ国民のための金なのであって、FRBや官僚達のための金ではない」と言う。金価格の操作は大変深刻なもので、金と利子率の関係を指摘しながら、(金価格操作は)「強いドル政策」の一環であると説明する。

「金価格を下落させることによって、FRBや財務省はドルを本来あるべき価格より強く保つことができ、利子率も低くできる」と言う。また、こうした価格操作が現在の経済メルトダウンにおいて中心的役割を果たしていると指摘する。「金価格はいつでも上昇している。あなたは何を聞いたか。急激なインフレ、危機。それは、ウォール街に群がる者達と政治家にとって良くないことだ。金の価格が自由に取引され、あるがままに価格が上昇してしまえば、利子率を長期において低く保つことはできない」。(市場という)自然からの警告システムが発動してしまう。

商品先物のトレーディング会社CPMグループの創始者であるジェフ・クリスチャンも、米商品先物取引委員会で発言している。証言の中で、彼はブリオンバンクが、100倍のレバレッジで空売りを仕掛けていることを明らかにした。彼らが実際に所有している貴金属の100倍の額の資金で“裸売り”として知られる不正取引を行っているのだ。2007年にモルガン・スタンレーも、(モルガンが)実際に貴金属を購入して、それを貯蔵をして利益を出していると信じ込まされていた顧客に、同じ不正行為について訴えられている。顧客は(貴金属の)保管料をモルガンに払っていたが、モルガンは現物の貴金属を所有していなかったことが判明した。

FRB自身の言動によって、金価格が不自然な形で押さえつけられているという主張が正当であると確認できると思う。グリーンスパンは1998年に下院銀行委員会で、「金価格が上昇すれば、中央銀行は大量の金を市中に貸し出す準備をしている」と語っている。言い換えれば、金価格が上昇したら、中央銀行は必ずそれを下落させるよう動くということである。

グリーンスパンの破廉恥な自白の以前にも、セントルイス連邦準備銀行のアーカイブスにある1961年4月5日付けの「機密」文書が、金属市場にFRBの手が存在していることを明らかにしている。「アメリカの外国為替市場操作:必要性と手法」と題する文書の中に、「米金融当局は、両替目的のためにドルが必要もしくは購入する必要がある外国金融当局と、金の売買の準備を常にすることで、国際通貨制度におけるドルの安定(と優位性)を維持している。」と書いてある。連邦「公開市場」委員会が、(中央銀行が)金を売却すれば価格を下げることが出来るとまで言及して、喜んで事実を認めている。

今日の価格操作は次のような形で行われる:金がドルや他の不換紙幣に対して切り上がる場合、中央銀行が低い利子率で他の金融機関に貸し出す。これらの金融機関が、その借りた金を売却して、不換紙幣に対する価格を引き下げる。そして、金の売却によって得たお金で、中央銀行が金を貸し出した際の利息よりも高い収益率がある他の資産に投資をする。こうして、銀行に収益機会を与える傍ら、FRBは金価格の下落を維持できる。

この計画には、他のプレイヤーも絡んでいる。「我々はゴールド・カルテルと呼んでいるが、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、HSBCのようなブリオンバンク、FRB、財務省、米政府、イギリス中央銀行。全部グルである。」と、マーフィーは説明する。共謀者の一部は法を犯していて、投獄されているはずと付け加えた。疑惑は、最近になってシステム内部からの密告者によって、真実であると立証されている。

しかし、金と他の貴金属に対する計画的な価格の押さえつけがあるにも関らず、これらの価格は上昇を続けている。FRBが無数の新たなドルをマネー・サプライに加えているためである。「金は通貨の価値を計測するものである。世界の中央銀行と様々な存在によって金価格は不正に操作されているが、今現在の金は、ドルが大変に危険な状態にあることを教えてくれている。」と、FRBの敵であるロン・ポール議員は最近のCNBCの最近のインタビューで説明した。「我々は1970年代よりも悪い状態にある。当時も大混乱が起きた。金価格が伝えるところによると、我々は大変に危険な時代へと向かっている。」

価格操作のシステムは変わらないままだ。しかし、金属と実物市場の価格操作に関して、最低限の政府の行動がとられる兆候はある。米商品先物取引委員会は、そのような価格操作行為について、モルガン・スタンレーと大手ヘッジファンドに対して、最近になって莫大な罰金を課している。様々なニュース報道も、米法務省の反トラスト部門が、JPモルガン・チェースによる不正な価格操作について調査していると言っている。
 
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235556 日経新聞を死ぬまで読んでも解らない 金の値段の裏のウラ(鬼塚英昭 著) chiben 10/08/02 AM00

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