>この難解化は観念あるいは観念力の高度化と言えるのか? 知識階級の自己満足ではないのか。
>●理解する=解釈することに意味があるのか? 理解=解釈しようとすること、それ自体が騙しではないのか? 理解しようとしなければわからない対象は全て詭弁なのではないのか?
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難解な理論を身につけることが、学者・知識階級の人たちのステイタスになりがちだが、彼らから現実の役に立つ考えが提供されることはほとんど無くなってきていると思う。
学会の世界はますます専門化・分化される方向にあり、その意味でも現実社会の諸課題に対応できる答えを出せるところから遠ざかるばかりだ。
専門化・分化し、難解な論理を作り出すという流れはむしろ自身の存在意義を高めることが第一になっていると見える。
そのような「難解な」理論を、時間をかけて理解・解釈する意味はないのは明らかだろう。
一方、最近話題になった、惑星イトカワまで行って帰還した宇宙船を作り出せたのは科学技術の成果であることも事実であり、全てが意味がないとも言い切れない。
宇宙開発にどんな意義があるのかは別にして、何らか実現の目標を目指して追求しているものかどうかといったあたりが判断の分かれ目になりそうな気がする。 |
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