思考革命:問題意識発から可能性発へ
234201 私権観念・近代観念は人類の能力を殺いできた
 
田中素 HP ( 44 長崎 企画 ) 10/07/04 PM07 【印刷用へ
「みんなの成功体験」ならいくらでも積める121281

人間は生まれた時は白紙で、あらゆることを周りの人間に同化・吸収して成長していく。自分の性格も、感性も、能力も、大半は周りのみんなから得たもので、自分だけが体験して獲得したものなど僅かに過ぎない。

「出来る人を真似しよう」も、赤ん坊にとっては全てがその繰り返し。だから成長できる。おそらく始原人類は、大人になっても赤ん坊と同じ姿勢を持ち続けていたから、極限的な外圧の中でも皆で生き延びてこれたのだろう。しかし現代では、大人になるにつれて、人の真似をすることは特別なこと、どちらかというと気恥ずかしいものに変わっていく。

それは、「相手に弱みは見せられない」という相対優位性を強制された私権圧力があったからであり、さらに、「個性」なるものをことさら重視する欺瞞的な近代観念があったからだろう。これらの観念が蔓延ることで、人類はその総体的な能力をも殺がれてきたのではないだろうか。

これからは、こうした余計な観念から脱却し、周りの人間の良いところを躊躇なく真似し、周りの成功を自らのことのように喜べる人間ほど自身の能力も無限に伸ばすことができる。また、そういう人間が増えていくことによって、人類全体としてもその適応可能性が広がっていくのだろう。
 
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