国家の支配構造と私権原理
233955 東洋と西洋〜識字率の違い〜
 
HAYABUSA ( 30代 東京 ) 10/06/30 AM00 【印刷用へ
東洋と西洋の教育の違いを調べていて、面白い内容があった。18世紀末〜19世紀前半の日本と西欧の識字率の違い。以下「教育の歴史」リンク より引用させていただく。

___________以下引用__________________
「江戸時代の小学校『寺子屋』」リンク より
(前略)
当時の技術先進国ヨーロッパと日本の識字率を比べると

イギリス(1837年、大工業都市部)20〜25%
フランス(1793年)1.4%
日本(1850年、江戸)75%

とこのような結果となり、このような大衆の教育水準の高さを支えたのが江戸時代日本の各地に存在した『寺子屋』なのです。
___________引用以上__________________

フランスの識字率の低さが際立っている。年代的に見ればフランス革命以前。贅沢三昧の貴族階級以外、ほとんどの平民はまともな教育を受けていなかったことがうかがえる。

イギリスは、年代的に産業革命の時期に当たる。その中心たる大工業都市部で25%程度ということは、上層階級のみがまともな教育を受けてきたと推察できる。

一方、日本の江戸の識字率は驚くほど高い。これは、支配階級のみが教育を享受できる社会では達成不可能な数字である。階級に関わらず、広く教育が行き届いていたことを示すものだろう。


支配階級が自らの地位・特権を守るには、平民が知恵をつけないようにするのが望ましい。当時のイギリスやフランスが、平民が教育を受けることを禁止していたかどうかはわからない。が、当時の西洋の支配階級は生産性(国力)の向上より、自らの地位を守ることを優先していたようである。
 
  List
  この記事は 21959 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_233955
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp