試験・身分制度の根深い害
233730 政治家に対する生殺与奪権を持つ官僚機構
 
井上宏 ( 40代 新潟 建築コンサル ) 10/06/25 PM10 【印刷用へ
どうも最近の消費税UPの論調は全くいただけないと思う。公務員の人件費2割削減や埋蔵金の発掘という公約と財源の模索をなおざりにしたまま、安易な増税論議がでてきている。

しかしその背景には、強力な官僚機構の存在があるようだ。

鳩山・小沢が潰され、菅は言いなりの最悪展開 6月22日 日刊ゲンダイリンク
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民主党政権が誕生し、官僚支配打破が注目されたとき、エコノミストの紺谷典子氏はこう語ったものだ。
「官僚を甘く見てはダメですよ。日本で一番怖いのは財務官僚です。彼らは、税務署を握っているうえに、予算配分権で他省庁の役人を支配下に置いている。司法、検察も自由に動かせる。逆らったら政治家は潰されます」

なんだか、その通りになった。政治主導を進め、特別予算や埋蔵金の見直しを主張した鳩山・小沢体制は、検察・税務に潰された。「ジャマ者は消せ」とばかりに見事にやられてしまった。

「特別会計の中にもぐり込まされた埋蔵金は09年度時点で70兆円。毎年10兆円切り崩せば、数年は消費税を上げる必要はないのです。しかし、財務官僚は、この隠し資産の運用益を自分たちの自由に使いたい。これがOBも含めた財務省一家の力の源泉にもなっている。だから、埋蔵金をこれ以上減らしたくなかった。そういう事情が分かっていれば、なぜ8カ月間、鳩山首相と小沢幹事長はずっと叩かれたのか、財務大臣だった菅さんがなぜ後継についたのか、そこが見えてくるのです」(経済アナリスト・菊池英博氏)
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(引用以上)

このような国を私物化する官僚機構の改革こそ、国民が民主党に期待していたことではないだろうか?
安易な増税の前に、官僚の実態もふくめもっとオープンにして国民に問いかける戦略もあるように思うのだが・・・・。
 
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233887 日本の政治を動かしているのは政治家ではなく官僚だ!〜中村敦夫氏が「霞ヶ関」の実態を暴露 猛獣王S 10/06/29 AM00

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