日本を守るのに、右も左もない
233402 民主・マスコミの結託→厚顔無恥な権力の暴走と、共認収束の大潮流
 
川井孝浩 HP ( 37 東京 設計 ) 10/06/18 PM07 【印刷用へ
私権体制崩壊の危機感→目先収束の潮流は未だ過渡期にある。

そして、民主の小沢・鳩山降ろしと菅政権の樹立は、露骨なマスコミの後押しによって実現した。普天間問題や金融バブル崩壊、あるいは環境問題をも包摂して完全に迷走している市場の問題、国の借金など、顕在する全ての問題に対する具体的な解決策が何一つ明確に示されないままに、支持率だけがV字回復する、という奇妙な現象を、またもや厚顔無恥なマスコミが演出した。

さて、この状況を受けての民衆の判断はどうか?

今や、政治家の首をすげ替えるだけでは社会は何も変わらない、という感覚は普通の人であれば誰もが感じている事であろう。

誰を批判し、誰を持ち上げた所で、先に挙げた諸問題への解決策は何一つ見えてこない。

現状の誤魔化し路線は、ますます危機感を募らせて行く結果となり、それ故に一時的な目先収束の潮流はさらに加速して行く事が予測される。

しかし一方で、既に(従米路線の)旧自民党と同一化しつつある民主党がこのまま指示され続けるとは到底思えない。どのような経済政策を打とうとも、現物市場を遥かに超えた負債を抱える金融市場には、(デフォルト以外の)抜本的な解決策等存在しないのだから。

では、心底で進む共認収束の潮流はどうか?

権力の暴走を尻目に、目先的にはやはり人収束の潮流は年々深まりを見せつつあるように思われる。そして、この流れこそが、共同性の再生、そして本質的な共認充足の基盤として最も重要な位置付けとなるのではないだろうか。

一人では充足も得られない、答えが見出せない、という現実の意識は、必然的に人を求め、答えを求める潮流を広めて行くだろう。また、人に収束し、期待・応合の共認充足という現実に触れれば、共認原理への転換は次々に顕在化して行く。

面白い事に、その様な充足基盤が獲得されると同時に、現在抱えている社会問題の殆どは、実は特権階級が勝手に作り出した、誰も望んでいない政策の先にあるという事が見えてくる。

一体、どこの誰がこれ以上の経済成長(バブル化)を求めているのか?
誰が他国を敵視し、戦争の必要性を語っているのか?
遠い海の向こうでしか取れないような食べ物をわざわざ欲しがっているのは誰か?

何のことは無い、全ては自分の事しか考えられない、自家中毒の特権階級が自作自演した問題ばかりではないか。

マスコミが何を騒ごうとも、政治家の首が何度すげ替えられようとも、臆することはない。私達の身近な共認充足を、周りにも広げ、共認収束の大潮流を広げていければ良い。

日々、現実の問題に取り組み、充足基盤を確保して行く事さえ出来れば、必ず勝てるはずだ。社会は、みんなのものなのだから。
 
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