素人による創造
232619 赤ちゃん〜子供は、本能・共認・観念がつながっている
 
匿名希望 10/06/02 PM10 【印刷用へ
>注目すべきは、言語能力の土台にある「聞く→話す」という行為は、聞いて真似をするということであり、これは一般動物にも備わっている学習本能によるものであるということ。但し、人類は話せるようになるまで1〜2年を要する。

>さらに2〜3年後、幼稚園児くらいになって初めて文字に出会い、読むという行為が始まり、その後に書くという行為が始まる。このように、「聞く→話す→読む→書く」の各段階で時間がかかるが、そのことは各段階において断層があることを暗示している。

232519

確かに、「聞く→話す→読む→書く」の各段階には断層がある。これらは、本能・共認機能観念機能との間の断層によるものだ。そして、これらの断層を超えると、(例えば文字を読んだり書いたりできるようになると)、観念機能を飛躍的にのばしていくことができる。

ex.>(赤ちゃんは)大体10ヶ月程度で大人の行動やものと言葉とを結びつけて理解するようになって言語理解が進み,ものと自分の発する音とも結びついてくる。そして1歳6ヶ月頃には大人の言葉を模倣するようになって、語彙力が飛躍的に伸びる。(231124

しかし、「聞く→話す→読む→書く」の断層を超えるということは、実は本能・共認・観念機能のそれぞれの間の断層を広げてしまうことになるのではないだろうか?

例えば、幼少の子供は、母親との共認充足度合いにより、体調が影響を受けやすい。共認充足を得られていると健やかに過ごすことができるのだが、母親が不安な状態だと、子供はそれすらも感じ取り、健康状態に異変が起こったりもする(参考:リンク)。また、言葉を全く知らない状態から、周りの大人達にひたすら同化して、共認機能を駆使して、みるみる内に言葉を習得していく(参考:231124)。

これらの事例は、赤ちゃん〜子供は、本能・共認・観念の相互のつながりが強いことを示しているのではないだろうか?周りとの共認関係が体調=本能に反映され、そして観念機能を使うにも、共認充足をベースにしている。

それが、言葉を覚え、文字を覚え、学校教育を受けて行くにつれ、観念のみが先行してしまい、本能・共認と断絶していってしまっているのではないだろうか。そして言葉は覚えるものの、本能・共認と結びつかないために使えない観念力にとどまってしまっている。観念力を鍛えるには、いかに本能・共認とリンクさせるか、というのには納得である。
 
  List
  この記事は 232519 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_232619
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp