人類の起源と人類の拡散
23249 Re:縄張り圧力ではなく期待・応望圧力
 
毛針田万作 ( 41 岐阜 ) 02/02/07 PM00 【印刷用へ
>婚姻制も母系集団も性闘争本能の封印を前提に成立している以上、他部族に対しても縄張り争い的な関係にはならないのではないでしょうか。考えられるのは外敵に対する闘争本能ですが、相手が襲ってこない以上、同類を外敵とみなすのは無理があります。遭遇当初は外敵?との緊張感や警戒心が働いた可能性はありますが、お互い同類であり外敵ではないとの相互理解は成立したでしょう。


 近世以降のアイヌと本土から渡ってきた倭人(和人)との接触の経過を見ていくと、本土で食いっぱぐれた「一旗組」の人間に対してさえ、縄文の血を受け継ぐ(!?)アイヌは、当初彼らを外敵とは認知していなかったし、交流しようとした。本当は縄張りを食いつぶす連中だったのに…。


 このことからも、岡本さんがおっしゃる、縄文時代の…、

>同族内も他部族間も人々に働いていたのは、専ら生存圧力や未明課題に対して「何とかして」というお互いの期待・応望圧力(という形での同類圧力)だったと考えられます。

 
 という観点は、「縄文時代」という言葉に昔からよくつけられていた「牧歌的」という言葉を超えて、非常な説得力を持つと思われます。

 この延長線上で考えていけば、三内丸山周辺の栗の収穫や巨大建築にかかった人手も無理なく無駄なく集ったのではないでしょうか。我々が想像する以上に簡単に…。

 また、本題である婚姻制におけるいくつかの謎の一つである、「三群以上での族外(交叉)婚発生の必然」も解けそうな感じがしてきました。

 

 
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