暴走する悪徳エリートの所業
232222 韓国哨戒艦沈没事件北朝鮮犯行説は日本に対するアメリカの脅しか?
 
きっちょむ ( 大阪 会社員 ) 10/05/25 PM11 【印刷用へ
先日、鳩山首相が沖縄の普天間飛行場の移設問題について、「県内辺野古移設」を明言した。
これは当初の発言「最低でも県外、できれば国外」という当初の発言を180度覆したものである。

この結論が出される直前、韓国哨戒艦「天安」沈没の原因が北朝鮮の攻撃であるという発表がなされ、この当たりから鳩山首相の方向が急展開したようだ。

鳩山首相は、直近のヒラリークリントンとの会談の中でもこの「緊張」に伴う日米同盟の大切さを訴え、別の場でも北朝鮮批判とともに「国際的に協力してしっかり戦っていかないといけない」と述べている。

韓国哨戒艦沈没北朝鮮犯人の発表からクリントン来日、そして辺野古移設への決断。
これらはあまりにもタイミングが良すぎる。

穿った見方をすれば、韓国哨戒艦沈没北朝鮮犯行発表は日本に対するアメリカ発の脅しでないか?北朝鮮の脅威を捏造し、沖縄基地の存続を決断させた疑いがある。



以下ジャパンハンドラーズさんより
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(前略)

しかし、あなたの発言は、「グアム知事の来日中止」の当たりから急変しました。極めつけは、韓国の哨戒艦「天安」の沈没事件に関してあなたがヒラリー・クリントン国務長官との会談の後に発言された内容です。報道から引用します。

(引用開始)

 あの、クリントン長官とは、20分ほどでありますが、会談を致しました。わたくしは非常に良かったと思うのは、やはり、あの北朝鮮というか、韓国の哨戒艇が北朝鮮によって沈没させられたという事案が生じたと。こういう北東アジアに大変緊張感が漂ってるときに、やはり日米安保、日米同盟というものは重要だと。それを深化をさせる年だという認識で一致をしたことでございます。細かい具体的な中身をここで申し上げるつもりはありません。しかし、基本的な認識は一致したということは大変良かったと思ってます。

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(引用終わり)

  一体、何が良かったというのでしょうか。これまでも、4日に「学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と発言されるなど、片鱗はありましたが、この21日以降、あなたの発言は、ここで大きく変わりました。


 あなたはもともと「常時駐留無き安保」を唱えておられた。それがこのように180度変わってしまった。あなたは次のような発言を公衆の面前でしてしまうことで、もともと朝鮮戦争の当事国でもない我が国が先ず率先して北朝鮮の“行為”を非難する側に回ってしまった。この発言もきわめて問題ある発言であると思います。引用します。

(引用開始)

   鳩山由紀夫首相は22日、札幌市で開かれた民主党北海道連のパーティーで、首相公邸からテレビ中継であいさつし、韓国の哨戒艦が北朝鮮製魚雷で沈没したと韓国政府が断定したことに関し「とんでもないことを私たちの隣国が犯してしまっている」と北朝鮮を批判。「国際的に協力してしっかり戦っていかないといけない」と述べ、日米韓を中心に緊密に連携していく考えを改めて示した。

   首相は「大事なことは韓国をしっかりと日本が支持することだ。二度と北朝鮮がこのようなことを起こさないよう、国際的な環境を作る」と語った。

「毎日新聞」
リンク
(引用終わり)

  確かに日本は東アジアの一国として、また北朝鮮の核開発を巡る「六カ国協議」のメンバーの一員としての認識を持つべきではありますが、このようなあまりにも「前のめり」の不用意な発言は厳に慎まれるべきでしょう。米韓などの合同調査団の報告書をあなたもお読みなったと思いますが、わずか英語版で5ページの短い文書であり、説明不足の感は否めない。我が国は3月下旬の天安沈没事件について情報調査もしていない。それにも関わらず、軽率に「戦っていく」という表現をとられるべきではありませんでした。

 あなたの発言が180度変わった理由については様々言われております。従来の寺島実郎氏から元外交官の岡本行夫氏に顧問が替わったことも一つの原因でしょうが、外交顧問の意見によって首相の信念は簡単に変わって良いはずはないでしょう。

 さらに言えば、北朝鮮問題を利用する形で、米海兵隊の「抑止力」を宣伝するあなたの姿には、私は非常に失望しました。安全保障問題をこのように弄ぶことは、一番やってはいけないことであるにもかかわらず、あなたはそれを自らやってしまった。私がこれだけ失望したのですから、あなたを4日の段階では歓迎した沖縄県民の失望はいかばかりだったでしょうか。なお、私は嘉手納飛行場の抑止力はあるとは思いますが、沖縄海兵隊の抑止力は否定的な立場です。(海兵隊は敵地に上陸してその地の米国人を救出する部隊でしょう)

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