昨日、営業職の方と話をした際、「仕事柄夜遅くにクライアントにメールすることがあるんだけど、最近は"こんな夜遅くまで頑張ってくれてありがとう"って感謝されるんだよね」と言っていた。
続けて、「以前は基本的に”そんなに仕事するなんて馬鹿みたい・・”みたいな見方をされがちだったのに、なんかみんな変わってきてるなぁ」とのこと。
言われてみれば、自分も似たようなことを感じていた。
休日に仕事をしていると、去年あたりは相手から「大変やなぁ」と同情に近い言葉をかけられたが、最近は「なんでそんなに活力出るの?」という、”羨ましい”とか”自分もそうなりたい”という類の言葉が出てくる。
共通するのは、以前は「遊び第一」の観点から仕事に向かう姿勢を評価されていたこと、そして今はより多くの人が「活力を持って仕事をする」ことに良い印象を抱いていることだろう。
以前から「遊び第一の衰退」は指摘されていたが(71819)、まだ世間の一部がそうなっているという程度の認識しかなかった。しかし、こうして肌身で感じられる段階になると、いよいよ社会の思考パラダイムが転換してきた、と実感できる。
意識がまず「活力」に向かうのは、世間の至るところが活力不全の状態にあることも表している。
”今後10年間は、活力を生み出せれば勝ちであり、どうやって活力を上昇させるかが勝敗のカギを握る。”(229248)
今、まさにこの通りの状況であり、多くの人が「活力第一」に気付きつつある。
そんな潮流の中にいるからこそ、まず自分がそうありたいと思う。そして同時に、実現態として「活力を持って課題に向かうには?」という問いに応えていきたい。 |
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