実現論を塗り重ねてゆく
231463 価値観念ではなく事実認識⇒構造認識が必要
 
西村秀彦 ( 35 滋賀 技術者 ) 10/05/10 PM07 【印刷用へ
戦争について、“是か非か”を問われると、大多数の人が“非”と答えるだろう。

しかし、“是か非か”=価値観念で捉えている限り、戦争を否定することはできても、戦争が起きているという現実に対して、答えを見いだすことは困難だ。
その結果、“争うのは人間の性(さが)”と不可能視に陥りかねない。

それに対し、グランドセオリーvol.8「戦争はなくせるのか?」では、人類が歩んできた500万年の歴史の99.9%は、戦争がなかったという事実、正当化観念によって、同類殺しという自然の摂理に反する行為に至った事実、近代以降は市場拡大競争によって戦争が常態化・大規模化している事実、現代は金貸し主導の世論支配によって戦争が正当化されている事実、などが示されている。

このようにいったん価値観を棚上げにして、歴史事実を徹底して押さえることで、初めて「なぜ戦争が起こるのか?」の原因構造や、すでに人類は戦争を封印する実現基盤を持っていることが見えてくる。

このことから、価値観念で捉えるということは、実は思考停止しているに過ぎず、現実課題を突破する(=世の中で期待されていることに応える)ためには、事実認識⇒構造認識で現実課題を捉えていくことに尽きるのだと改めて思った。
 
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