生物学を切開する
230901 進化上、有性生物に「淘汰適応が必要」である必然性は?
 
佐藤賢志 ( 46 東京 デザイナー ) 10/04/30 AM00 【印刷用へ
>有性生物においてもこの原理は貫徹されている。まず雄に、淘汰適応の必要から性闘争本能が形成される。(1535 『性闘争本能から縄張り闘争へ』)

上記の「淘汰適応の必要」の中身が不明だったので調べてみると、以下の内容にとても納得しました。あらためて紹介させてもらいます。

----以下『生物史から自然の摂理を読み解く』リンクから引用----

>生物は自然外圧に対して無自覚なDNAの変異を頼りに外圧への適応を模索した、そうであれば必然的に失敗作はつくられそして淘汰される。それ故に、生殖システムは、淘汰されることをあらかじめ織り込んだシステムが構築されていく。

 その後、生命原理は自然外圧を乗り越えていくが、それは同時に種間闘争という新しい場の圧力の創出過程でもあった。そして種間闘争の場の圧力下においては、ある時点では成功であり適応的であっても、他の種が変化すれば、おのずと適応できなくなり=時代遅れになり、これまたおのずと淘汰されていく。
 それは最も繁栄した種とて例外ではなく、ある種の繁栄自体が環境へと影響を与え、それは自身に返ってきて淘汰にさらされることになる(動物が増えれば植生に影響を与えるし、植生が変われば気候に影響が出る、結果として動物の生態にも影響がある)。

 従って、生物は、淘汰から自由になることはなく、逆にこの「淘汰」を自身のシステムの中にうまく組み込まないと生き残れない。
           ----引用以上----

------上記引用内容を図解化してみました------

      自然外圧
       ↓↓
    無自覚なDNA操作
    ↓     ↓↓
  失敗=淘汰  成功=進化
       ↓
     自然外圧克服
       ↓
      種間闘争
  (新しい場の圧力が創出)←┐
    ↓     ↓↓   |
 不適応=淘汰  進化=適応 |
    ↓     ↓    |
 環境へ影響して環境(外圧)変化┘

※自然界の摂理は上図のような構造にある為、「淘汰」を適応戦略に組み 込む必要がある。
 
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