法曹・官憲・役人こそ、社会閉塞の黒幕
230596 徴兵制ならぬ徴員制の提案(「日本国の刷新・再生」―21世紀研究会より)
 
山澤貴志 ( 45 鹿児島 ITコンサル ) 10/04/24 AM08 【印刷用へ
官僚制度にかわる現代の参勤交替制度について調べていたところ、以下のネット記事を見つけました。「日本国の刷新・再生」―21世紀研究会というメールマガジンの2005年の記事ですが、優れた提案です。(無給ならば継続して公務員を続けられるという点は少し改善が必要かもしれません。)以下、転載。

リンク

*******************************

★ 表題: 「公務員大改革、徴員制」
 050117        担当: 菅 貞蔵 kntz0@yahoo.co.jp

◇ 公務員(官僚)は、絶対的に「保守」であります。前例踏襲であり、旧来の枠から出ようせず、改革には断固として反対します。しかも「無駄使いが大好き」で、確実に放漫財政に陥ります。

◇ 前項の原則は、古今東西変わるところがありません。従って、かかる公務員制度の欠点(弊害)を除去(大幅に軽減)することが重要となります。

◇ 日本の場合、公務員(官僚)に議員が便乗して、放漫財政を一層高め、日本国家社会を壊滅させ、海外に売り渡してしまう可能性が日一日と高まり、公務員大改革は必修となって来ました。

◇ 公務員制の欠陥カットの根幹は、権限(政策立案・計画実行・采配決済の喜び)・栄誉(勲章)の両者とカネ(多額の給与退職金・袖の下等の余録)との縁を完全に切断することから開始すべきです。

◇ 学卒直後から生涯公務員(官僚)として勤務するのではなく、「徴員制」を採用し、多くの国民が、交代で勤務年限を限り、無給を原則とする公務員として勤務することを義務付けます。日本は、徴兵制を採用していない代替として、「徴員制」により公務に従事することを国民の義務とします。

◇ 「徴員制」の試案骨子は、次の通りであります。皆様のご意見・ご批判をお待ちしております。

 1、大卒以上で民間の勤務3年以上、高卒以下で民間の勤務5年以上を経た後、本人の適性(専攻分野)と希望時期にあわせて、55歳までの間の5年間を公務員として勤務します。

 2、この5年間は「無給」で給与退職金手当等の支給は一切ありません。自衛隊員(公務員の一種)を選択すれば、義務期間を3年に短縮します。外勤の一般職の場合、日当(弁当代程度)と交通費は支給されます。これでは生活できない人は、その期間、医食住完全無料の「施設」で家族と共に暮らすこととなります。

 3、上記5年間が終了の後、更に「権限指向の人=日本の国家社会の為に働きたい人」は、本人の希望と適性の審査を得て、公務員勤務(生活)の継続を可能とします。もちろん無給です。賄賂は原則として、次項の名誉ある死となります。金銭が好きな人は、「民」に転向すべきです。

 4、無給を嫌い、また、やるべき重要な仕事等で、公務員を生涯拒否する人の場合は、1億円を「国債償還専一勘定」に寄付することで代替します。日本の国家財政窮乏の折から、多額の寄付との引き替え戦略を考えるべきでしょう。正常な国民(心身不具者を除く)が、公務員・寄付の双方を拒否すれば、名誉ある死(臓器提供)に至ります。

◇ 「徴員制」の利点(メリット)は、次の通りであります。

 1、「官」の総人件費が抜本的に縮減でき、財政再建の大きな足掛かりとなります。

 2、一度「民」を経験して入ってくるので、「官」に特有の意識・欠陥が縮小されます。しかも、5年で「民」に復帰するのが原則ですので、民と官が絶えず交流し、当初に挙げた公務員の悪風は、大きく滅失します。

 3、一般国民(民)も、一生に一度5年間の公務員(官)職務を義務的に経験し、国家社会への無理な要請や甘え(過大な福祉社会保障・公共投資等)を抑制します。勤務年数の縮減は、業者との癒着(贈収賄)の機会を減らすことになります。

 (注) ただ将来、国家機密に深く関与し、官と民との間を行き来し難い職種(例、諜報工作部員)の場合、例外的に「官」一本の人も予想されます。
 
  List
  この記事は 228028 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_230596
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
236045 歴史に学ぶ 〜江戸の武士と現代の官僚の暗い共通点〜 やまと 10/08/11 PM10
235754 『公務員』の仕組みを考える! 匿名希望☆ 10/08/06 PM10
235706 ネットサロンの感想 匿名希望 10/08/05 PM11
235702 徴員制の有用性 みよ 10/08/05 PM10
231412 【統合気運】理論物理学者の官僚制度改革への提言 野田雄二 10/05/09 PM01
231411 【統合気運】官僚による官僚制度改革の提言 野田雄二 10/05/09 PM01
231074 半専任イメージ♪ いいじゃん☆ 10/05/03 PM00

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
前夜の意識状況1 答えがないので、課題捨象
前夜の意識状況2 課題を捨象して充足収束=充足基調
前夜の意識状況3 無用となった感応観念(価値観念や規範観念)
観念捨象の実践模索では足りない=観念を必要とする地平
構造認識の現況1 否定意識や自我観念から脱却できない近代人=現代人
構造認識の現況2 特権知識階級の商売道具と化した「構造認識」
構造認識の現況3 既成観念の全的否定
思考次元1 潜在思念の実践思考
思考次元2 否定意識の倒錯思考
思考次元3 本能⇒共認⇒観念の超越思考(構造認識)
全てのネックは「答えを出せない」という一点にある
現代意識潮流と戦略ターゲット
必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!
不全発の『変革の必要』から、実現発の『認識の必要』への大転換
観念パラダイムの逆転1 現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ
観念パラダイムの逆転2 現実否定の倒錯思考
観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である
観念パラダイムの逆転5 現実、その下部意識と上部意識
観念パラダイムの逆転6 残る観念は、頭で塗り替えたら終い
観念パラダイムの逆転7 新しい認識だけが、現実を変えてゆく
新パラダイムの点検1 現実の壁を対象化できるか?
新パラダイムの効用1 現実否定の鎖を断ち切って、プラス活力の上昇へ
新パラダイムの点検2 可能性と不全(肯定か否定か)
新パラダイムの点検3 可能性or不全の源を対象化し続ける源泉
社会収束1 評価共認が生み出す同類圧力
社会収束2 私権圧力を超えた外向収束の潮流
新しい潮流8 現実を対象化するための概念装置
『必要か、必要でないか』という真っ当な判断の土俵が出来てゆく
必要か否かの『判断の土俵』が、国家と市場を呑み込み、解体し、再統合してゆく
新しい可能性が顕在化するとは、どういうことか?
新しい『場』は、古い評価指標の洗礼を受けて、はじめて顕在化する
実現の論理
実現論は、易しいけど難しい
行動方針4 まず身近な職場を改革してから、社会をどうするかを提示せよ
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
大衆の期待の変化に応じて統合力も変わってゆく
大衆には、運動を立ち上げる余力が無い→余力を与えられた悪徳エリートが支配する社会
金貸し勢力の弱点と自滅の構造
金貸しと悪徳エリートに止めを刺すのは?

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp