試験・身分制度の根深い害
229106 試験制度で量産される可哀想な子供たち
 
HAYABUSA ( 30代 東京 ) 10/03/29 AM10 【印刷用へ
子供は、友達と遊ぶのが大好きだ。親と遊んでいるときには見せない、非常に楽しそうな表情を見せることからもそれがうかがえる。親以外の「仲間」に対する肯定視。その原点は、友達との遊びを通じて培われるのだろう。


しかし、それと逆のことをやってきた人がいる。特に、エリートといわれる特権階級にはそんな人が多いだろう。試験制度にのってひたすら「合格」を目指したのだから、彼らは仲間と遊んだ経験が人より少ない。結果として、仲間に対する肯定視も浅くしか形成されていないだろう。

考えてみれば、彼らは不憫な人たちだ。生まれもっている欠乏、すなわち、仲間と遊ぶ充足を求める欠乏が充たされないまま大人になったのだから。
そう思うと、無理やり友達と遊ぶ場から引き剥がした彼らの親の意識を疑わざるを得ない。彼らの親だって、自分の子供が楽しそうな表情で友達と遊ぶ様子を見たことがあるだろう。それを引き剥がすのは無情だと普通なら思う。でも、引き剥がして勉強させた。

それは、なぜか。
その親は、十中八九、自分もそうされた人たちなのだ。仲間への肯定視が浅いため、仲間を何よりも大切なものだと思っていない。それよりも、特権が大切だと思っている。だから、子供が嫌がっても、充足の場から引き剥がすことができる。

前回のなんでや劇場で「相続」の話があがった。それと似たような構造で、負の遺産が相続されていると思う。
仲間に対する肯定視が浅い人間が特権階級につくことの問題性と同時に、特権階級に限らず、そのような人間を量産する危険性をはらんだ制度があることに問題を感じる。これ以上不憫な子供たちを量産しないために、試験制度はいち早くなくしたほうが良い。
 
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