心の本体=共認機能の形成過程
228041 言い訳やゴマカシをなくすには?
 
雪竹恭一 ( 47 大阪 営業 ) 10/03/11 PM01 【印刷用へ
そもそも人はなぜ言い訳やゴマカシをしたがるのか?から考えると、だいたいの場合は、失敗をした時に怒られたり、責任を取らされたりすることを恐れるからだろう。

現代人には普通の感覚なのかも知れないが、よくよく考えてみると私権時代の圧力構造がそう意識させている面が強いのではないだろうか?

私権企業なんかは典型と思われるが、私権闘争は自分以外は全て敵という世界であり、失敗やミスは私権闘争を勝ち抜くうえで、あってはならないことである。多くの場合、失敗やミスの責任はその人個人の責任とされ、その責任を問われた場合、私権闘争(出世競争)から脱落せざるを得ない。だから、隙があれば失敗やミスの責任を他人に押し付けようとするし、ひどい場合は、ミスをしないようみんなで力を合せるよりは、お互いにミスを指摘し、足を引っ張り合うということすらある。

私権闘争の世界というのは、始めから押し付け合い、足の引っ張り合いの世界であり、ミスをしたらダメな奴という烙印を押されてお終いになってしまうマイナスの圧力にさらされている世界である。だから、いきおい人はそのマイナス圧力から身を守るために言い訳やゴマカシをしようとする。(言い訳やゴマカシが、かつては私権弱者の手法であったというのは、私権弱者(下)ほど私権強者(上)からの責任の押し付け圧力にさらされていたからである。)

勿論、共認圧力が働く世界でもミスがあってはならないのは同じであるが、まっとうな共認圧力の働く世界というのは、その人を蹴落とすことが目的ではないので、個人のミスを指摘してお終いということにはならない。かならず、みんなでミスをしないような解決策を考えようというベクトルが働く。

言い訳やゴマカシをなくすには、否定発のマイナス圧力ではなく、みんなでなんとかするという肯定的なプラス圧力が大前提となる。否定発では所詮モグラ叩きにしかならず、根本的な解決にはならない。失敗やミスこそ高度化していくためのチャンスであるといったプラス側の共認圧力の形成が必要であると思う。
 
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