法曹・官憲・役人こそ、社会閉塞の黒幕
228028 目指す行政の形は「大衆が行政そのものを担うこと」
 
小西良明 ( 会社員 ) 10/03/11 AM02 【印刷用へ
関守石さん、初めまして。

「三権分立が官僚の暴走を起こしている」(227157)という仮説から始まった一連のやり取りですが、現実として日本が三権分立を取り入れて今日に至ること、そして「司法>行政>立法」になってしまっていることを踏まえると、確かに「“三権分立”という権力構造の形骸化が“官僚の暴走”を招いたとの推論は成立すると想います」(227505)の方が論理的に整合していると思います。

私が関守さんの投稿から感じたのは、『三権分立を形骸化させた原因に迫り、それをどうすれば良いのかという路線で可能性を追求したい』という想いです。

この形骸化の根本にあるのは『ずっと行政を一部の"プロ"達だけが担っている』という、社会統合の歪んだ姿ではないでしょうか。

大衆を行政の現場から遠ざける政治が続き、更には'70年代以降は私権意識が衰退したことによって、大衆の行政(=社会統合)への関心は日を追って薄れてきました。(せいぜいゴシップ的なニュースに飛びつく程度)

こうして大衆からの圧力が極端に低下する中、「法律」という絶大な権力を持つ官僚(とりわけ司法勢力)が力を増し、実質的に内閣・国会を操るという「三権分立の形骸化」に至ったものだと思われます。

なので、もはや三権分立どうこうではなく、『大衆(=自分達)が行政そのものを担うこと』こそが解決への道筋だと言えます。

それを現実化するためにも、これまでに提起されている「ネットを通じた大衆の共認形成」(32569)「参勤交代制」(133075)のようなシステム作りが形成されつつあります。

このような実現方向への追求を一緒にできれば、と想います。
 
  List
  この記事は 227848 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_228028
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
233802 地方議員は兼業〜フィンランドの自治体の事例 斎藤幸雄 10/06/27 AM02
230596 徴兵制ならぬ徴員制の提案(「日本国の刷新・再生」―21世紀研究会より) 山澤貴志 10/04/24 AM08
228030 Re:目指す行政の形は「大衆が行政そのものを担うこと」 関守石 10/03/11 AM06

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp