関守石さん、初めまして。
「三権分立が官僚の暴走を起こしている」(227157)という仮説から始まった一連のやり取りですが、現実として日本が三権分立を取り入れて今日に至ること、そして「司法>行政>立法」になってしまっていることを踏まえると、確かに「“三権分立”という権力構造の形骸化が“官僚の暴走”を招いたとの推論は成立すると想います」(227505)の方が論理的に整合していると思います。
私が関守さんの投稿から感じたのは、『三権分立を形骸化させた原因に迫り、それをどうすれば良いのかという路線で可能性を追求したい』という想いです。
この形骸化の根本にあるのは『ずっと行政を一部の"プロ"達だけが担っている』という、社会統合の歪んだ姿ではないでしょうか。
大衆を行政の現場から遠ざける政治が続き、更には'70年代以降は私権意識が衰退したことによって、大衆の行政(=社会統合)への関心は日を追って薄れてきました。(せいぜいゴシップ的なニュースに飛びつく程度)
こうして大衆からの圧力が極端に低下する中、「法律」という絶大な権力を持つ官僚(とりわけ司法勢力)が力を増し、実質的に内閣・国会を操るという「三権分立の形骸化」に至ったものだと思われます。
なので、もはや三権分立どうこうではなく、『大衆(=自分達)が行政そのものを担うこと』こそが解決への道筋だと言えます。
それを現実化するためにも、これまでに提起されている「ネットを通じた大衆の共認形成」(32569)「参勤交代制」(133075)のようなシステム作りが形成されつつあります。
このような実現方向への追求を一緒にできれば、と想います。 |
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