共同体社会の実現
226544 みんなのためにお金を使う仕組み=社会の当事者となる仕組み
 
福田尚正 ( 35 福岡 SE ) 10/02/16 AM01 【印刷用へ
30710『超国家・超市場論10 何をするにもお金がかかる社会』
>市場(交換取引)は私権闘争を原動力としており、従って、お金が万人の評価指標として社会的に共認されたものであるにも拘わらず、それは専ら私的な充足の為にのみ使われ、社会統合の為には(国家以外)使われない。従って、市場は社会統合には、殆ど寄与しない。(そこで、もし人々が、私的な充足の為だけではなく、社会統合の為に、例えば『認識形成の場』にお金を使う様になれば、大変面白いことになる。近く、それを提起したい。)

130665『社会の為にお金を使うって、例えばどんなこと?』
>一つは「みんなの期待に応える・答えを出すことに対する評価として払うお金」。そして、もう一つは「みんなの活力を再生するために払うお金(しかも、税金の無駄遣いもやめられる!)」。

158097『社会収束⇒認識形成にお金を使う』
>みんな社会のために一切お金を出していないかというとそうでもなく、税金という形でかなりのお金を使っているといえば使っている。でもそれは強制的に徴収されているだけでそれが社会の役に立っているという実感は0に近いのが現状です。

なんで屋(リンク)をやっていると、(その趣旨に共感し、)社会のために、みんなのために、良い事やっているね!と年配の方や経営者のような方から、1万円を支援(カンパ)していただいたという話をよく聞く。お金に余裕がある人だからできるんだろうと思うだろうが、私たちは、もっと多くの税金を投じているし、みんなのために使う人を選んでいる。しかし、その実感がない…。

例えば、投票時に1人1万円(現金)を投じる仕組みにしたらどうだろうか?その思いつきを仲間に話すと、嫌そうな反応に始まったが、考えてみると、真剣に対象を選ぶようになる(=当事者意識が上がる)から面白いという話になった。使う者も、何十万人何百万人からの支援金で活動させてもらっているという感謝のもと活動するようになるのではないか、と。

下記のように、一票の価値は320万円という試算もあるが、私権の強制圧力が衰弱し、社会収束が強まるほど、『みんなのためにお金を使う仕組み』の発達が必要とされてくる。それは、社会の当事者となる仕組みにもなり、私権統合に代わる新しい社会統合を実現するテコとなる。

※以下は、リンク『ぶん屋のお針箱:投票基準はお金の使い道』(2009年07月24日)からの引用です。

(前略)
>結局わたしは、選挙期間中に印象に残った候補者の名前や政党へ投票をする習慣になっていました。そこへ、7月23日付け中日新聞の記事。

>『衆院選、一票の価値は「車1台分」』
>一票の価値を計算する方法は多々あれど、これはわたしの心にずしっときました。

>-----記事より抜粋-----
>衆院選では勝った方のマニフェストが実現に向かう。マニフェストは「税金の使い道リスト」。リストに沿って税金が使われる。
>1年の日本の予算を約80兆円とする。衆院任期4年分で320兆円。これを有権者1億人で割ると1人当たり320万円が「一票の値段」という計算になる。
>----抜粋ここまで-----

>わたしの一票で、大体車一台分と等しい額の税金の使い道が左右されるのですね。これは責任重大だ、と改めて思いました。
>税金は国に取られているのではなく、預けているわたしたちのお金です。その使い道は、個人的な用途ではなく、国民全体になにかためになるような方法で、活かして使って欲しい。
(後略)
 
  List
  この記事は 30710 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_226544
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
229325 税金は何のためにあるのか 下城浩一 10/04/01 PM08

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp